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[アスレティックトレーナー] 部活動で使えるトレーニング&テーピング講座

2016年07月13日

7月9日、部活動で使えるトレーニング&テーピング講座を開催しました。
柔道、陸上競技、サッカー、バスケットボール、野球、キックボクシングなどの部活動に所属する、20名の高校生が参加して下さいました。


現在は色々な種類のトレーニングが普及しています。
その中で、スポーツ現場で実施されるトレーニングの目的は、「競技力の向上」と「傷害の予防」の大きく二つに集約されています。

部活動でケガをすると、2年半という短期間のほとんどを競技ができずに終えてしまうこともあります。

今回は「傷害予防」を重点に置き、特別な道具やトレーニング機器を使わずに、少し広いスペースがあれば、いつでもどこでもできるトレーニングの紹介をしました。

ウォーミングアップはバランスを取りながらのストレッチングです。



筋肉の柔軟性や関節の可動域を保つことももちろんですが、動きながら片脚でバランスをとる能力は、傷害の予防にとても役立ちます。

走行中、特にトップスピードに乗った際に膝を高くあげるためのトレーニングです。
見た目は簡単ですが、なかなかまっすぐ高くあげることができません。



ウォーミングアップ後は自分の体重を使ったトレーニング。

今まで部活動で行ってきたスクワットは、正しいフォームでできていたでしょうか。



片脚でスクワット。



バランス維持は大変ですが、競技の中ではこの姿勢に支えられる場面が多々あります。

この他、マット上で行う体幹部や股関節周囲を強化するトレーニングを紹介しました。


後半はテーピングです。

こちらも「傷害予防」を目的として、関節を制限するテーピングです。
事前アンケートでリクエストの多かった部位を優先してテーピングをしました。

肘の過伸展制限のテーピングです。



肘が伸びきらないように制限します。

足関節捻挫のテーピングは、踵のブレを制限し、捻挫の再発を予防します。



膝前十字靭帯損傷のテーピング。



一般的にケガをしてから競技に復帰するまでに8ヵ月程度かかるといわれる大変なケガです。


今回のテーピングはデモンストレーションのみでした。
実際にテーピングを巻く練習ができる、実技講習も行いたいと考えています。

講座終了後の個別相談では、突き指や大腿部肉離れのテーピングを紹介しました。

今回のトレーニング&テーピングの知識や技術を部活動に持ち帰り、傷害予防の一環として活用してくれることを期待しています。

今後も私達は、部活動を頑張る高校生をサポートします。

AT専任教員 三井健太郎