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東洋医療総合学科Blog

[鍼灸 学生] 掌敬会総会に参加しました!

2016年11月17日

こんにちは!掌敬会学生スタッフ3年生の新井薫です。
先日11月12日(土)に、私が働いている掌敬会の総会に参加してきました。今回はその模様をレポートしていきたいと思います。

「掌敬会」とは、どんな組織なのでしょうか?
それが私にも実感できる日が、ついにやってきました!
 
掌敬会。それは、神奈川衛生学園専門学校 東洋医療総合学科の同窓会のことです。それも、ただの同窓会ではありません。それぞれの時代の学生が得たかけがえのない“絆”と“願い”が、後の世代に脈々と受け継がれている会なのです。では、その“願い”とは何なのでしょう?それは、名前の由来に隠されています。
「掌敬会」。その名前には、「手をつくる」「手を敬う」という想いが込められています。
私たちの通う神奈川衛生学園専門学校は、鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師の資格が同時に取れる、全国でたった19校しかない専門学校のうちのひとつなのですが、業界のなかで、手技、特にマッサージのレベルがトップレベルだと言われています。
なぜ、そこまでの評判を手にすることができたのでしょうか?それは全ての手技の原点である「手」を大切にしているからです。良い手は、良い手技を生み出します。こうした高き志を、創成期のみならず後の世代まで貫いてほしい。そんな“願い”から、この
「掌敬会」が生まれました。
そんな“願い”の次なる担い手である私たち学生たちが、未来で大きくはばたき、業界をリードする活躍ができるよう、陰ながら見守り支えていただいております。
 
総会では、本年度の取組みが発表されました。
そこでは、
❍学校内での講演会や保護者保証人会を開催したこと
❍5月20日に行われた交流会やサークルの大会を支援したこと
❍サークルの夏の大会の資金援助を行ったこと
❍10月の陽光祭にてオリジナルの手ぬぐいを発売して、売り上げを熊本震災の義援金としたこと、などが述べられました。
それを聞きながら私は、密かに感動しました。私たちが楽しく充実した学校生活を過ごせているのは、掌敬会の支援のおかげなんですね! 
さらに、本年度から学生スタッフを採用する新プロジェクトが始まったということで、私もご挨拶をさせていただきました!大先輩の方々を前にとても緊張しましたが、これで私も掌敬会の一員なんだな、と心から実感することが出来ました。

また、総会の前には卒業生向けの講習会も開催されました。今回お話してくださったのは、1997年の卒業生でAT(アスレティックトレーナー)としてアスリートと関わるほか、鍼灸整骨院を開業し一般の患者さんの治療にも携わるといった、マルチな活動を展開されている戸塚喜行先生です。
そんな戸塚先生のテーマはこちら!
世の中の常識にとらわれていては、本質は見えない!
この言葉のとおり、教科書には載っていない、様々な臨床を通して培った“生きた考え方”を提示していただきました。



先生曰く、
現代医学が提示する『身体の正常』は必ずしも正しいとは限らない。目の前の症状や、医師が下した検査結果や診断名を追従して考えるのではなく、その裏に流れている“隠れた事実”を見つけ出すのだ!事実、現代医学では簡単には変わらないといわれる『姿勢』だって、簡単に変えることができる!
 先生の講演は、とても刺激的で、なおかつ第一線で活動しているからこその説得力がありました。そのなかでも私は個人的に、このお話にとても心が動かされました。 
筋肉が固いのは、筋肉自体の収縮力がないのではない、交感神経が活発になっているからである。だからストレッチで筋肉に刺激を与えるのではなく、優しい皮膚刺激で副交感神経を活発にして、リラックスさせることこそ、真の筋肉へのアプローチである!
 


こうして幕を閉じた総会の後は、卒業生同士で交流を深める「懇親会」が開催されました。卒業生の先生方のご活躍を知る機会はあっても、直接交流する機会はそうそうありません。私は私用で参加できなかったのですが、来年度以降に開催される際には、ぜひ顔を出してみたいです!
 
そんな掌敬会の働きによって、私たち学生と学園は支えられております。これからも感謝の気持ちを大切に頑張ります!
 
掌敬会学生スタッフ
東洋医療総合学科3年 新井薫