AirMail



松本 美由季
2001年卒

vol.2

国際大会に参加して

2010年5月11日~16日にTCM国際大会がRothenburg o.d.Tauber で開催されました。 この国際大会はEU最大級の会で参加者は1200人を超えます。私も先日この国際大会に参加してきました。メインは4日間ですが、pre、postを合わせると6日間の開催期日です。大会では世界中から招聘された先生方から特定疾患の鍼や灸法に始まり、レーザー鍼の手法、心療内科へのアプローチ、そして今日本でも人気が上がっている美容鍼灸などの講義やワークショップなどが開催されていました。

日本からは2010年度春の旭日双光章を授与された首藤傳明先生が来独されており、私も一も二もなく受講しました。先生の講演は予想通り素晴らしいものでしたが。私の予想をはるかに超えていたものはこの講義への受講者の数です。そして更にはその多くの方々が繊細な手技の日本(式)鍼灸を求めていると声を合わせて仰っていたことにも驚かされました。前記しましたように、こちらでの鍼手法は主にTCMで行われており、日本鍼灸の普及はまだまだTCM追い付いていないのが現状のようですが、日本鍼灸を求める声は近年かなり増加しているようです。

現在来独して9カ月が経過しましたが、私もすでに2カ所の個人病院から院内鍼灸治療の誘いを受けました。このことからも私自身ある程度の推測はしていましたが、日本鍼灸に対する好感、期待感は私が考えていたよりもずっと大きいもののようです。

2008年に講演アシストとして参加したアメリカ(Pacific Symposium in San Diego)でも同じく日本の鍼灸を欲し、その手法をどんどん国外に輸出して欲しいと考えている方が多かったことを思い出します。日本人としては嬉しいと同時に身の引き締まる思いですね。

今現在、日本で鍼灸をなさっている方、今から勉強しようと考えている方、これからは国外での活躍も視野に入れてみてはいかがでしょうか?!
長くなりましたが、今回のエアメールはまずはここまで。次回はドイツで鍼灸師として働くには…について書いてみようと思います。

では Tschus(チュース;バイエルン地方の方言で「バイバイ」)

ドイツだより

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