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VPTアカデミー
マッサージ科
迫 佳央里
2004年卒

vol.8

リンパドレナージの基礎コース

みなさんこんにちは!!今ごろ日本は夏真っ盛りの季節ですね。
私は今、ヒンターツァルテンに居ます。昨日シュツットガルトから引っ越してきました。
6月末日から一ヶ月間、アネッテ・ゼファース・ハルトック先生のご指導のもと、リンパドレナージの基礎コースをVPTアカデミーで受講しました。この一ヶ月間は、私にとっては今までのドイツでの生活の中でも、本当に大きな課題でした。初めて目にして、初めて耳にすることをドイツ語で理解し、それを他の生徒と一緒に実技・座学で習得していくことは本当に難しかったですが、非常に良い一ヶ月でした。リンパドレナージのコースでは基礎的な実技・理論のほか、実際に先生が患者さんにデモンストレーションしたり、ハイデルベルクのクリニックへ訪問をして、浮腫の症状について患者さんに問診し、先生と一緒に施術をするなど、色々な経験をすることができました。試験では筆記試験・実技試験・口頭試問が課題として出されます。筆記試験では理論的な問題、実技試験では患者さんの診断・症状が文章で書かれたカードを引き、それについての問診・視診・検査の仕方、治療の組み立てについて問われ、実際にマニュアルリンパドレナージとバンテージをするという課題、口頭試験では臨床総論の内容について問われました。実技試験・口答試験については、自分で思い描いていたように進めることができましたが、筆記試験はやはり難しく問題の言い回しに惑わされ、ドイツ語の読解力が非常に求められました。試験が全て終わったときは不安でいっぱいでしたが、そんな中で合格点をいただけたことは本当に良かったと思います。その反面、やはり筆記試験で四苦八苦した分、もっともっと頑張らないといけないと思い直しました。自分にとってはそれもまた非常に良い経験になったと思います。


試験が終わりホッと一息と思いきや、すぐに引越しをしなければならなかったので、非常にバタバタと毎日が過ぎました。ヒンターツァルテンへ引っ越してきてからは、さっそくフェルディークリニックのフェルディ先生にご挨拶に行き、その後、数日時間があった為、フライブルクへ出かけたり、ヒンターツァルテンの街を私の住んでいるお家の大家さんご夫妻と一緒に出かけたりと、今は少しずつ新しい環境に慣れていけるよう、努力をしているところです。
私の住んでいる町はシュバルツバルト(黒い森)の中の小さな町ですが、なぜ「黒い森」というのか以前から気になっていたため、大家さんのツァーンさんにさっそく伺いました。黒い森は「モミの木」からなっており、霧が出たり雲が多かったり雨が降ったりして、空が暗くなる時に濃い緑に見えて、森全体が暗く見えるのはもちろん、夏でも日のあたり方によって、影ができるとモミの木が、やはり暗く濃い緑に見えることから、そう名付けられているとおっしゃっていました。私の中では「森の木々が黒い色をしている訳ではないのに、どうして黒い森なんだろう?」と非常に単純ですが、そんな疑問を持っていた為、お話を聞き納得することができました。黒ではなく、「暗い濃い緑色」という表現をされていたのが、非常に印象的で、みなさんにも是非観て頂きたいと思い、さっそく写真に収めました。
新しい環境の中で不安もありますが、大家さんのツァーンご夫妻は非常に親切で、いつも色々と面倒をみていただいており、大変感謝しております。
またヒンターツァルテンならではの食べ物を伺うと、シュバルツバルター・シュペック(黒い森のベーコン)とシュバルツバルター・キルシュトルテ(黒い森のサクランボケーキ)とおっしゃっていたのでさっそく食べてみました。どちらもとっても美味しかったです。
 明日からさっそくフェルディークリニックで半年間の研修が始まります。
次回はその模様についてお伝えできたらと思います。それではみなさん南ドイツならではのご挨拶で、アデー!!

ドイツだより

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