神奈川衛生学園専門学校 | 治療院紹介

伊藤先生（旧姓：梅田先生）は、神奈川衛生学園を卒業後、名古屋の治療院に就職し鍼灸治療の修行に励まれました。その後、結婚し山形に移り、子供が生まれ家族が増えました。子育てに専念するため、一度お仕事をお休みしましたが、子供が大きくなり、子育てが落ち着いたことを機に2019年にご自宅で治療院を開業されました。このように、自分のライフスタイルに合わせて働き方を変えられることは女性鍼灸師にとって大きなメリットですね。さらに現在は、機能訓練指導員として介護施設にも活躍の場を広げています。「はりきゅう香堂」は、赤ちゃんや女性の治療、地域でお灸教室を開くなどアットホームな雰囲気の治療院です。

藤井先生は東京の体育大学を卒業後、当時治療を受けていた先生の紹介で神奈川衛生学園に入学しました。卒業後は九州の実業団陸上部の専属トレーナーを長年にわたって務められ、トレーナー業と併行して博多市に治療院を開設、今年で22年目（2023年現在）を迎えます。治療を受けたランナーやスポーツ選手は数えきれず、院内のスペースは選手たちからの感謝の品々でいっぱいです。治療院は自費治療の7：30～22：30まで営業しており、予約はほぼ埋まっていて寝る暇もない状態⁉が続いていますが、藤井先生は患者様にじっくりと向き合い、一人一人に合ったきめ細かいアドバイスを伝えています。まさに「本当の治療家」と呼ぶのにふさわしい卒業生の一人です。

学生時代は陸上選手として活躍していた山田先生です。当時、治療を受けていた治療院の先生の紹介で神奈川衛生学園に入学されました。卒業後は本校卒業生の先輩の治療院で経験を積んだ後、2005年に独立、鍼灸マッサージ治療院を個人で開設しました。その後、治療院業務の傍ら再び進学し、柔道整復師の資格を取得して、2016年に鍼灸整骨院をリニューアルオープンしています。山田先生は整形外科のドクターとの連携を大切にしており、画像所見を参考にしながら選手の状態に合わせて治療をしています。現在も実業団陸上部の帯同トレーナーであり、院内治療も行っていますので、近隣の高校生ランナーたちが治療を受けるために集まってきます。

石井成之先生は体育大学を卒業後、スポーツトレーナーを目指して神奈川衛生学園に入学されました。在学中は通学の電車内でずいぶん勉強に励まれた⁉と聞いています。卒業後は陸上競技のトレーナー業務と治療院との兼務を数年続けた後、30歳を前に故郷の広島に戻り独立しました。個人で鍼灸マッサージ治療院を開設し、実業団や高校などのチーム帯同（陸上競技）も継続していて、大変忙しい日々です。神奈川衛生学園の後輩にあたる石井高幸先生も途中から治療院に加わり、W141（いしい）で広島県のランナー達をケアしていました。2020年には整骨院として院名を変更、現在も多くの患者様が質の高い走りを求めて治療院を訪れています。

柔道整復師でもある吉村先生は、神奈川衛生学園に入学前は教員助手として教育（柔整専門学校）に関わっていました。本校に在学中は野球サークル設立の中心メンバーの一人で、ご自身も選手として活躍されています。卒業後は故郷の福岡に戻り、訪問治療や整骨院での臨床経験を積み、福岡市の中心部で開業されてから10年目（2023年現在）を迎えています。とてもスタイリッシュな整骨院で自費治療をメインに行っており、患者様の重心軸のズレや骨盤の傾き、関節の可動性を整えていく独自の治療メソッドが受けられます。吉村先生の鍼は1本1本心地良い響きがあり、鍼好きにはたまらない刺激が受けられます。

優しい笑顔で患者様と話す平安先生は、スポーツトレーナーという明確な目標をもって神奈川衛生学園に入学しました。卒業後はスポーツマッサージや鍼治療を行う関東の治療院で臨床経験を積み、プロ野球選手のパーソナルトレーナーとして福岡へと拠点を移して独立しました。2017年に移転しリニューアルした現在の治療院は、個室のケアルームと広いトレーニングスペースがあり、プロ野球選手のトレーニングや会員制のジムとして機能しています。院内に整理して飾られたボールやユニフォームの数々は、平安先生のトレーナーとしての実績を物語っています。

ベドウ先生は、社会人を経て神奈川衛生学園に入学されました。昔から学ぶことが大好きで「人の身体」に対する好奇心を満たすために、鍼灸マッサージ師を目指そうと思いました。在学中は、何度もテストがあり大変でしたが、なんだか学生時代にタイムスリップしたようで、とても楽しく学園生活が過ごせたとのことでした。卒業後は社会人の経験を活かしてすぐに開業しました。自宅のお部屋を使ってゆったり治療をしています。先生は特にオイルマッサージが得意で在学中はオイルマッサージサークルの部長を務めていたほどです。一人ひとりを丁寧に治療して、たくさんの患者様に喜ばれています。

石田先生は中国伝統医学を勉強するために神奈川衛生学園に入学しました。卒業後は在宅医療の現場を経験し、高齢者の寝たきり患者が多いことに驚き、東洋医学の力で寝たきりを防ぐことが出来ないかと考えるようになりました。学生時代から研修に入っていたご縁で、神之木クリニック併設鍼灸室に勤務する様になりました。院長の医師である山本先生は東洋医学に精通されており、ご自身の診療でも漢方を積極的に処方されています。石田先生は、山本先生と連携しながら鍼灸マッサージの施術をしています。このように、近年、医師と連携して患者様を診ることが出来る医療機関が増えています。石田先生も医療人の一員として活躍されています。

東先生は神奈川衛生学園在学中から、徒手治療の技術をしっかりと磨いてきました。卒業して間もなく、現在の場所に治療院を開設されています。様々な患者様を治療するうちに、痛みを改善するだけではなく、予防のための運動療法の必要性を強く感じたそうです。その後、仕事をしながら本気で勉強に取り組み、全米NSCA-CPTライセンスを取得、さらに日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格も取得されました。現在は日本オリンピック委員会強化スタッフであり、テニス競技のナショナルチームトレーナーも務めています。試合の帯同などで海外遠征が多いため、「やっぱり日本が一番いい・・。」とおっしゃる東先生ですが、日本にいる時にもケアやトレーニングの指導を求めるトップアスリートが多く、東先生の治療院はなかなか予約の取れない状況が続いています。

村山先生はスポーツ分野、特にサッカーに精通する先生です。今でも趣味でサッカーやフットサルを楽しんでいます。そんな村山先生は、スポーツに関わる仕事をするために、神奈川衛生学園に入学されました。卒業後は鍼灸接骨院で勤務する傍ら、大学やジュニアのサッカーチームの帯同トレーナーとして活躍されています。2022年6月に治療院を開設されたばかりですが、地域の患者様をはじめ、格闘技やサッカー選手（神奈川U15選抜帯同トレーナー）のケアや競技に合わせたトレーニング指導を精力的に行っています。