神奈川衛生学園専門学校 | 治療院紹介

北川先生は、神奈川衛生学園専門学校を卒業後、筑波技術大学 東西医学統合医療センター附属診療所で1年半の研修を受け、セイリン株式会社に入社しました。（セイリンとは医療機器メーカーで鍼の製造では世界トップシェア誇る会社です。）現在は総務部に所属し、国内外の業務に携わっています。鍼灸師の資格を持っていることで、自社の強みをより深く理解でき、製品開発やマーケティングの場面で先生方の考えやニーズを的確に把握することに役立っているとのこと。臨床を行う機会は少ないものの、自社の製品を世界中の先生方に届けることに大きなやりがいを感じているとのこと。医療機器メーカーで活躍することもできるのですね！ ※（株）セイリンでは、学生さんや先生方向けの様々なイベントを行っています。ご興味のある方はぜひ当社のホームページをご覧ください。

プロ野球選手を目指し悔しい思いをした自身の経験と知識を活かし、トレーナーとしてプロ野球に関わると決意した白水さん。神奈川衛生学園在学中には、将来プロ野球界に入ることを必然にするために、球団のボール拾いなどの下働きを探してきたそうです。勉強は得意でなかったそうですが、学校と修行先の行き来の電車往復2時間はちょうど良い勉強時間だったと言います。卒後、下働きの努力が実となり北海道日本ハムファイターズに採用、念願かなってプロ野球界トレーナーデビューを果たし、その後長きに渡り球団やメジャーリーガーを含む著名な野球選手を多くサポートしてきました。現在はトップアスリートが持つ魅力を多くの人に感じてもらいたい、自身の経験をジュニアから他競技のアスリートやスポーツ愛好家にも活かしていきたいと東京都文京区に『PROGRESS SPORTS PERFORMANCE LAB.』をオープンし、主にパフォーマンスアップと傷害予防を行っています。アスリートサポートのみでなく、白水メソッドを多くのトレーナーや指導者に伝え、人材育成も行っています。 在校生へ、「自身の”感覚”を大切にしてください。調べることも大切ですが、自身が見て触って感じるモノは実は調べてみた情報より正しいことも多いです。治療家としてもトレーナーとしても大切なモノです」

星田先生は神奈川衛生学園を卒業後に、地域の高齢者に少しでも貢献したいと考え、足柄リハビリテーションサービスに就職しました。入職して以来、高齢者や障がい者（障がい児）を支え続けて20年のベテラン先生です。向上心のある先生は、さらに専門知識を深めるために「健康運動指導士」「認知症ケア専門士」「かながわ介護予防・健康づくり運動指導員」の資格を取得しました。現場では看護師さん、理学療法士さん、言語聴覚士さん、作業療法士さんなどの医療従事者と連携をとりながら、利用者様の笑顔のために頑張っています。

渡邉誠先生はとてもバイタリティのある明るい先生です。陸上選手だった学生時代に鍼治療を受けていた先生の影響もあり、トレーナーを目指して神奈川衛生学園に入学されました。当時はスポーツ鍼灸が広がりをみせ、神奈川衛生学園でもATコースを開設した時期であり、その第1期生にあたります。在学中から近隣の大学でトレーナー活動に注力され、トレーナーへの道をご自身の力で開拓していきました。卒業後ATの資格を取得し、女子バスケットWリーグや、社会人ラグビーの帯同トレーナーなど多くの現場経験を積まれています。さらにラグビー日本代表のトレーナーとしてもチームの躍進に大きく貢献されました。現在は、ご自身が経営するつくば市の治療院を拠点に、体育会大学生や県外から治療に訪れるプロの選手まで多くのアスリートをサポートしています。

笠井先生は、ある時に雇われた身で行う施術に限界を感じ、責任感を持ち自分を表現する決意を持って開業されました。長年アーティストのツアー帯同トレーナーを行いつつ、中高保健体育の教員免許も活かして学校講師も行っています。また、市内でのストレッチング教室も行うなど、地域に根差した治療院です。スポーツ選手から高齢者まで幅広く対応しており、コンディショニングエリアも併設した院で、治療とコンディショニングを行っています。

伊藤先生（旧姓：梅田先生）は、神奈川衛生学園を卒業後、名古屋の治療院に就職し鍼灸治療の修行に励まれました。その後、結婚し山形に移り、子供が生まれ家族が増えました。子育てに専念するため、一度お仕事をお休みしましたが、子供が大きくなり、子育てが落ち着いたことを機に2019年にご自宅で治療院を開業されました。このように、自分のライフスタイルに合わせて働き方を変えられることは女性鍼灸師にとって大きなメリットですね。さらに現在は、機能訓練指導員として介護施設にも活躍の場を広げています。「はりきゅう香堂」は、赤ちゃんや女性の治療、地域でお灸教室を開くなどアットホームな雰囲気の治療院です。

高野先生は、学生時代に陸上競技に携わっていた経験を活かして選手のサポートができるスポーツトレーナーになりたいと考え、神奈川衛生学園に入学しました。卒業後はすぐに鍼灸整骨院に就職しました。良い師匠に出会うことができ、治療技術はもちろん、経営のノウハウまでしっかり学ぶことが出来ました。そして、2017年に念願かなってご自身の治療院を開業しました。開業後は、高齢者の保険診療を行い、地域の方々の健康を守りながら、夢であった高校や大学の陸上部のスポーツトレーナー兼コーチを務めています。高野先生は、今日も笑顔でアスリートや地域の患者様を治療し喜ばれています。

藤井先生は東京の体育大学を卒業後、当時治療を受けていた先生の紹介で神奈川衛生学園に入学しました。卒業後は九州の実業団陸上部の専属トレーナーを長年にわたって務められ、トレーナー業と併行して博多市に治療院を開設、今年で22年目（2023年現在）を迎えます。治療を受けたランナーやスポーツ選手は数えきれず、院内のスペースは選手たちからの感謝の品々でいっぱいです。治療院は自費治療の7：30～22：30まで営業しており、予約はほぼ埋まっていて寝る暇もない状態⁉が続いていますが、藤井先生は患者様にじっくりと向き合い、一人一人に合ったきめ細かいアドバイスを伝えています。まさに「本当の治療家」と呼ぶのにふさわしい卒業生の一人です。

学生時代は陸上選手として活躍していた山田先生です。当時、治療を受けていた治療院の先生の紹介で神奈川衛生学園に入学されました。卒業後は本校卒業生の先輩の治療院で経験を積んだ後、2005年に独立、鍼灸マッサージ治療院を個人で開設しました。その後、治療院業務の傍ら再び進学し、柔道整復師の資格を取得して、2016年に鍼灸整骨院をリニューアルオープンしています。山田先生は整形外科のドクターとの連携を大切にしており、画像所見を参考にしながら選手の状態に合わせて治療をしています。現在も実業団陸上部の帯同トレーナーであり、院内治療も行っていますので、近隣の高校生ランナーたちが治療を受けるために集まってきます。

石井成之先生は体育大学を卒業後、スポーツトレーナーを目指して神奈川衛生学園に入学されました。在学中は通学の電車内でずいぶん勉強に励まれた⁉と聞いています。卒業後は陸上競技のトレーナー業務と治療院との兼務を数年続けた後、30歳を前に故郷の広島に戻り独立しました。個人で鍼灸マッサージ治療院を開設し、実業団や高校などのチーム帯同（陸上競技）も継続していて、大変忙しい日々です。神奈川衛生学園の後輩にあたる石井高幸先生も途中から治療院に加わり、W141（いしい）で広島県のランナー達をケアしていました。2020年には整骨院として院名を変更、現在も多くの患者様が質の高い走りを求めて治療院を訪れています。