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講演会「レジリエンスを鍛える-しなやかで折れない心を育てる」

2022年04月15日

4月15日(金)に東洋医療総合学科と看護学科の1年生を対象に、合同オリエンテーションを実施しました。
オリエンテーションでは、特別講師の江口智子先生をお招きしての講演会「レジリエンスを鍛える-しなやかで折れない心を育てる」を開催しました。

レジリエンスとは、「復元力」「回復力」「弾性」を意味する英単語です。
もともとは物体の弾性を表す言葉ですが、それが心理学用語として使われるようになりました。
レジリエンスを鍛えることで、困難な問題、危機的な状況、ストレスといった要素に遭遇しても、すぐに立ち直ることができるのです。
 
講演会の目的は、「レジリエンスを学生生活や日常に活用し、健やかな自分を育んでいくこと」です。
学生生活がスタートしたばかりの1年生の皆さんには、目的をしっかりと意識してもらい参加してもらいました。

まずは、レジリエンスの高い人は、どのような人なのかを一緒に考えてみました。
学生の皆さんからは、ドラマの登場人物、歴史上の人物、スポーツ選手などが挙がりましたが、
実は、特別な人だけがレジリエンスが高いわけではありません。身近な人など、誰もが持っており、発揮できていないだけなのです。
 

 レジリエンスの高い人の特徴として
・ネガティブ感情に気づき、それを活かし前に進もうとする行動
・自分の思い込みに気づき、感情に振り回されない
・時折、立ち止まり、振り返りの時間を持つ習慣
が挙げられました。

そして、レジリエンス (折れない心) は鍛えることができます。7つのポイントを教えていただきました。


1. 気持ちの切り替え
2. 変えられることに全集中
3. 私の強み
4. 自己効力感を高める
5. 私のサポーター
6. ポジティブ感情を高める
7. 困難な体験から意味を学ぶ

簡単にすぐできる 「1. 気持ちの切り替えの、行動を変えてみる」について、学生の皆さん全員で実践してみました。

うつ伏した状態で、最近の出来事を思い浮かべてみます。

 
今度は、上を向きながら違うことを思い浮かべてみます。

学生の皆さんに感想を聞いてみたところ、下を向いたときは嫌なことを考え、上を向いた時には、友達との楽しいことを思い浮かべたとのことでした。単純なことですが、実は行動が変わると思考も変わるのです。

今回の講演会の内容は、今後の学生生活、そして社会人になる上で、とても大切なものばかりでした。

学生の皆さんは、今回の内容を振り返られるように、真剣な表情でメモを取って参加されておりました。
ぜひ、これからの学生生活で「日常としてレジリエンスを高める方法を活用し、自分の今後の在り方を考える」を目標にして、レジリエンスを鍛えていってほしいです。

 広報室