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【看護学科】「成人看護学実習Ⅱ(周手術期・急性期)に向けて」の演習

2024年07月31日

去る4月23日(火) 1限~4限目に、3年生は成人看護学実習Ⅱ(周手術期・急性期)に向けて演習を行いました。
この学年から新カリキュラムでの実施となり、成人看護学実習Ⅱでは、特に周手術期を中心に学習する実習内容で計画されているため、手術後の生体反応の変化の観察や予測される術後合併症の早期発見ができることを目標におき、実習前演習を実施しました。




    
胃の手術を受けた事例の術後1日目の状態を模して、患者役の学生は、鼻に胃管、腹部に創部やドレーン、背・腰部に硬膜外チューブ、腕には点滴、膀胱留置カテーテルや弾性ストッキングを身に着け準備し患者役を演じました。

看護師役の学生は、1人20分かけて、バイタルサイン測定や全身状態の観察を行ない、その後各グループでデブリーフィングを教員と一緒に行いました。なぜその観察を行なったのかの理由や根拠を確認しながら、学習した術後の生体反応の変化や術後合併症と結び付けられるように誘導しながら意味づけをしていきました。

例えば、全身麻酔の影響で起こる呼吸器合併症は?
学生:「無気肺」原因は?学生「全身麻酔や筋弛緩薬影響により呼吸が抑制されていることや手術による痛み、術後の安静臥床により、呼吸が浅くなっているから」

予防するためにはどのようにしていけば良いですか?
学生「深呼吸や上体を起こし呼吸しやすい姿勢にする」「早期に離床する」
など意見を足し合いながら、学びや気づきを共有し深めていきました。
     






この演習での学びが実習で活かされることを期待したいです。 実習頑張ろう‼