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学校からのお知らせ

「ちょきん運動プロジェクト~秋~」が行われました

2016年10月01日

秋晴れとなった9月27日(火)「ちょきん運動プロジェクト~秋~」が行われました。この講座は春に5回実施し、大変ご好評をいただいたため秋にも実施が決定しました。横須賀市の65歳以上の市民の方を対象とし、転倒予防を目的とした講座です。

はじめに、新井学校長の挨拶。今回ちょきん運動に初めて参加された方は、全体の半数でした。日ごろから積極的に運動をしている方もいらっしゃいました。たくさんの皆さまが、この講座を楽しみにされていたようです。

スタッフは、看護学科教員、東洋医療総合学科教員、アスレティックトレーナー教員、鍼灸あん摩マッサージ指圧師、健康運動実践指導士、保健体育教員などの資格を持っており、万全の体制での実施です。今回は、椅子に座ってできるエクササイズを中心に行いました。ウォーミングアップを兼ねたストレッチで、全身と緊張している心をほぐします。




日ごろから運動を積極的に行っている方も多く、スムーズな動きです。身体が温まったところで、メインのちょきん運動開始です。ちょきんとは「貯・筋=筋肉を貯める」という意味です。




たっぷり動いた後は、はりきゅう臨床施設の岡本先生による「東洋医学講座」です。9月6日に行われたツボ講座に引き続き、今回のちょきんプロジェクトでも東洋医学の話と実技を行いました。



東洋医学とは何なのか?西洋医学とどのような違いがあるのか?等、参加者の方々にもわかりやすく説明を行うと、うんうんと頷き真剣に聞いてくださいました。

ツボ講座では“肩コリに効くツボ”ということで、腕を使っての実技でしたが、今回はこれからの寒い時期に向けて、お灸を使って自宅でできる、“身体を温めるツボ”をご紹介し、足を使った実技を行いました。それぞれのツボの取り方や、効果の説明を行うと、ここでも参加者の皆さまは興味を持って話を聞いてくださっていました。



最後の質疑応答では、「お灸は何回でも据えてもいいのか」「お灸は熱く感じなくても効果があるのか」など、お灸にも興味を持ってくださり、嬉しく感じる場面もありました。
東洋医学、鍼灸マッサージは、まだまだ一般の方には馴染み深くないかもしれませんが、このような場をお借りして、たくさんの方々に東洋医学について知っていただける機会があることは、とても嬉しいことです。
 
神奈川衛生学園には附属臨床施設もありますので、鍼灸マッサージ治療を受けてみたい、もっといろいろと知りたいという方は、ぜひお気軽にご連絡ください。


>>春の「ちょきん運動」の様子はこちら