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学校からのお知らせ

金沢総合高等学校にて「スポーツ講習会」を開催しました

2023年05月18日

高校部活動の応援のために、本校の教員が、スポーツトレーナーの知識と技術をスポーツ関係者の皆様へお伝えしたい。そんな思いから、横浜市金沢区にある県立 金沢総合高等学校の運動部の生徒さんを対象に、「スポーツに多いケガとその予防法」を身につけていただき、スポーツ現場でベストパフォーマンスを発揮できるようにする。その具体的な方法を学ぶ「スポーツ講習会」が、5月18日(木)同校にて開催されました。



当日は、硬式野球部、サッカー部、陸上競技部、男子硬式テニス部、男子バレーボール部などの運動部に所属する49名の生徒さんが参加してくださいました。



テーマは「スポーツに多いケガとその予防法」。
担当は本校のアスレティックトレーナー教員、三井 健太郎先生です。

<三井 健太郎 先生 プロフィール>
・神奈川衛生学園専門学校 東洋医療総合学科 教務
・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
・日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー
・日本赤十字社 救急法救急員
・健康・体力づくり事業財団認定 健康運動指導士/健康運動実践指導者
・NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)
・JATI認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)



そして、神奈川衛生学園卒業生の千枝 俊先生にもサポートいただきました。
千枝先生は、金沢総合高等学校 陸上部出身で、現在は治療院で勤務されています。



まずは、スポーツを支える人「アスレティックトレーナー」の仕事や役割、「鍼灸マッサージ師」についてデータを交えて説明いただきました。また「高校生部活動での競技別事故発生率」などを理解いただき、教員だけでなく高校生自身も救命についての知識の必要であることについて説明がありました。説明後は、実際に体を動かし「自分の体の特徴の把握」と「ケガの予防法」について実技講習を行いました。

実技講習では、それぞれの動作のポイントを意識してもらいます。
正しい動作をすることで、なぜ「ケガの予防」につながるのかを理解しながら実践してもらいました。

▼「四つん這い」を正しく真っ直ぐできるか






▼「エルボーアップ」四つん這いの状態から、片手を上げ体を捻り、天井を見ることができるかチェック




▼「パワーポジション」膝とつま先の向きをそろえ、股関節が曲がっているかをチェック






最後に、各部活動でのパフォーマンスの上げ方など積極的に質問をしていただきました。


今回の講習会は60分間での実施となりました。「高校部活動に起きやすいケガ」から知っていただき、「スポーツ外傷、障害予防のポイント」と「ケガの予防法」について学んでいただきました。

参加された皆様には、体を動かしながら、体験とともに知識を身につけていただきました。

参加者アンケートでは、
「ケガをしないための知識や、トレーニングをわかりやすく教えてくれて、とても分かりやすかったです」
「専門的な話を聞けてよかったです。今後の自分の競技に、とてもためになりました」
「ケガをしてしまう原因など、非常に興味深い内容だったので、とても満足しました」
「ケガの要因や、ストレッチ方法などを詳しく知ることができたので満足しました」
「普段では聞けないような事を、詳しく聞くことができたので良かったです」
などの感想をいただきました。

今回の「スポーツに多いケガとその予防法」を正しく身につけ、今後の部活動で活かし、活躍されることを願っております。

ご参加いただきました、金沢総合高等学校の生徒の皆様、先生方、誠にありがとうございました。
この場をお借りして、あらためて感謝申し上げます。