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【看護学科】2年 基礎看護技術Ⅶ授業(事例検討からの演習)

2021年07月26日

7/26(月)看護学科2年で「基礎看護技術Ⅶ」の授業がありました。
基礎看護学の中の一つですが、看護過程といって、“看護のプロセス”を学んでいく授業です。
看護過程の5つの要素「アセスメント」「看護問題の明確化」「計画立案」「実施」「評価」を繰り返し行っていきます。
今回は2年生の4月から事例としてずーっと関わってきた「肺炎を罹患されている横須賀さん(架空の患者)」に対しての演習でした。

今回の課題は「肺炎で入院されている横須賀さんがナースコールでトイレに行きたい」と要望されている際の対応です。
横須賀さんが転ばないように!呼吸が苦しくないように!というのを第一優先に考え、点滴および酸素をつけて車椅子でトイレまで援助するのです。

事前の授業で、病気に対する知識、情報の分析・解釈、問題を理解し、イメージを高めたうえで、実際に行ってみました。
演習は対面でも行うため、コロナ対策として、フェイスガードをして換気も行いながら実施しました。
クラス内で、患者役や看護師役を交代して行っていくのですが、横須賀さんに学生さんも思い入れが出てきており、患者役の際もなりきっていました。





この授業で、『考えぬく力と心』を養ってほしいというのが狙いです。
実施(演習)→振り返り→反省→やり直しを繰り返し、同じ患者さんでもいろいろなバージョンのシチュエーションをおこなって、深めていきました。

最後に、教員より今回のケースでのより良い援助方法について、説明がありました。
最初に説明すると考えなくても良いのですが、演習の最後に話をすると、実経験から、改めて自分の考え・行動について深さをつけていくことができると考えています。

授業が終わって、達成感のある学生さんたちの顔がまぶしく、思わずカメラを向けてしまいました。


このような看護過程を通じて、『看護ケア』について、一つずつ修得して、「心ある、そして考える医療人」になっていってほしいと思います。後期から始まる臨地(病院施設)実習に向けて、これからもともに向上していきましょう。