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【看護学科】インターンシップ
2022年07月26日
本校の看護学科では、横須賀三浦地区の高校生を対象としたインターンシップが行われました。インターンシップ(就業体験)とは、高校生や大学生が一定期間、企業や事業所において実際に仕事を体験することを目的として行われています。
本校では、看護の道に興味をもっている、看護師の仕事を知りたい、将来看護師になりたいという思いがある学生さんたちの卒業後の進路選択の手助けができたらという願いからインターンシップを行っています。
今年度は横須賀三浦地区の高校に通う高校生3名が参加してくれました。
インターンシップでは、はじめに副校長から「看護師の仕事」についての講義を聞きます。そのあとに、学科長から看護学科の紹介を聞き、専門学校の概要について知ることができます。

その後は、動きやすい服装に着替えて実習室で看護体験を行います。
まずはじめに体験するのはベッドメイキングです。
教員が高校生一人ひとりに、丁寧にシーツの広げ方から角の作り方を説明しました。
高校生たちが汗をにじませながら、真剣にベッドメイキング作成に取り組む姿がとても印象的でした。

2つ目の看護体験は、ストレッチャー、車椅子を使った移動・移送です。
はじめに車椅子の種類や構造、操作の方法についての説明を受けたあとに、実際に自分たちで車いすに乗って移動をしたり、全員で協力をしてベッドから安全にストレッチャーに移動するという技術も体験することができました。最後に看護師国家試験に出題された問題を解答し、知識も技術もバッチリです。

昼食休憩を挟んで午後からは、実習室を移動して2つの看護体験をしました。
1つ目はバイタルサイン測定です。
バイタルサイン測定は、患者さんの身体的な状況を把握するために看護師が実施する看護技術の1つです。高校生たちは、脈拍測定の方法やアネロイド血圧計を用いた血圧測定を、実際に聴診器を使いながら実施しました。後半は全身の観察や診察の技術を確認できるモデル人形を使って、呼吸音の聴診、腸蠕動音(ちょうぜんどうおん)の聴診を体験しました。

最後の看護体験は、乳児の沐浴、抱っこ、オムツ交換、更衣です。
新生児のモデル人形を使って、実際に安全な子どもの抱っこのしかたや着替え、オムツ交換の援助を行いました。高校生たちは、かわいいモデル人形を前にして思わず緊張していた顔も自然と笑顔に変わっていました。沐浴曹を使って1人ずつ沐浴を体験して、看護体験は修了となりました。

終了後のアンケートでは、「普段は体験できないことをたくさんできたので嬉しかった」「看護師の仕事を学べてより将来に向けて頑張ろうと思えたきっかけになった」などの言葉が聞かれました。
ご興味がある方はぜひ、当校の学校見学や学校説明会にいらしてください。
教職員一同で、お待ちしています。InstagramやTwitterでも随時学校の様子載せているので、ご覧になってください。