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看護学科Blog

【看護学科】仕事のまなび場

2023年07月25日

7月25日に仕事のまなび場を開催しました。
仕事のまなび場とは、神奈川県と神奈川県教育委員会との共催で「将来なりたい自分をみつけ、夢をカタチにする」ことを応援するためのキャリア教育事業です。プログラム名は『私は、未来の看護師さん!』です。
高校1年生から3年生までの25名に参加いただきました。

まず初めに、鈴木副校長より現代医療の問題と課題として、「2025年問題があり、日本の人口比率が超高齢化になること、医療業界、介護福祉業界や社会保障制度にも大きな影響があること、医師、看護師とも生命に向き合い、患者には多くの医療職種が関わっていること」などのお話がありました。続いて、看護の仕事について、「ナイチンゲールが社会に看護師の仕事を位置づけたこと」や、「看護とは『生まれてから死を迎えるまで』あらゆる場面で必要とされ、いろいろな施設などでも必要とされていること」などの説明があり、参加した皆さんはとても真剣に聞いていました。
午前の部の最後は、教員や司書から説明を受けながら、看護実習室、在宅実習室、図書室、食堂などの施設の見学を行いました。



午後は看護実習室で、衛生的手洗いと高齢者体験、車椅子・ストレッチャーへの移動の看護体験を行いました。
初めての衛生的手洗いでは、「さっぱりした」「この手洗い方法を家族に教えたい」と、普段の手洗い方法では汚れが落ちていないことに驚いていました。
また高齢者体験では、装具を付けコインケースから小銭を出す動作を行いましたが、白内障用の眼鏡を付けているため、10円と100円玉の区別がつかず悪戦苦闘していました。杖を使用しての歩行では、体が重く、足も上がらず、「こんなに大変な思いをしているんだ。」「高齢者に対して優しくしたい。」と体験後の感想を述べていました。
ストレッチャー、車椅子体験は、初めて体験する参加者が多く、緊張して操作をする姿がみられました。







別の実習室では、赤ちゃんのお世話(乳児の特徴、沐浴、おむつ交換、着替え)や人体モデルを使用した聴診法、血圧測定を実施しました。赤ちゃんのお世話では、抱っこ紐を使用しての抱っこや、おむつ替えも行い、「小さくてかわいい」とみんな笑顔になっていました。
乳児モデルでは、赤ちゃんの心音や呼吸音の聴取をしました。「想像以上に速かった」と感想を述べていました。
妊婦体験も行い、階段昇降も行い「足元が見えず怖い」、「床のものを拾うこともとっても大変なんだ」と10か月の妊婦がどんなに動くことが大変かを実感していました。







終了後のアンケートでは、「自分の将来についてたくさん考えることができた」「看護師を目指したい気持ちが強くなった」「看護体験をすることにより不安がなくなった」「看護師は簡単な仕事だとは思っていないが、人の役に立ちたいと思った」などとあり、この体験を通して自分の将来を考える一助になれば幸いです。
暑い中、皆さんお疲れさまでした。