トップ 2つの学科 看護学科トップ│看護師 看護学科Blog 【看護学科】母性看護学実習を終えて

看護師を目指す!看護学科

  • 看護学科トップ
  • オープンキャンパス
  • カリキュラムと授業
  • 学びのステップ
  • 就活サポート
  • 先輩の活躍
  • 教員一覧
  • 実習について
  • 先輩からのメッセージ
  • 学費・奨学金
  • 入試情報
  • 看護学科Blog

看護学科Blog

【看護学科】母性看護学実習を終えて

2025年03月08日

2年生は4月に保健所での母子保健行政に関するオリエンテーションを受け、1月17日~2月28日にかけて周産期病棟で5日間、助産所で2日間の母性看護学の臨地実習を行いました。

周産期病棟では1組の出産直後の母と新生児を受け持ちました。実習前には新生児のバイタルサイン測定や、褥婦の腹部の触診などシミュレーション学習をしましたが、小さな暖かい可愛い新生児に触れ・母体の腹部や乳房に触れて感じ観察するダイナミックな実習でした。日々変化する母体と新生児が、互いに作用しあう過程が概ね理解できたのは実習後半でした。それでも学生たちは退院後の生活を見据えて、母児共に更に良い状態へと支援を考えました。

出産にも立ち会う機会をいただきました。出産に立ち会う人々のチームワークや、互いが誕生を喜び合う「命の尊さ 奇跡の命」を感じ涙する学生もいました。母子一体であると同時に家族一体であると感じていました。

今年度から横須賀と横浜市内の助産所4か所で助産所実習を2日間行いました。地域で生活する妊婦・産婦・出産後の母児とその家族を理解し、母子の継続支援について考える機会としました。施設の特性から体験したことを発表しあい、周産期医療を支えるシステムとしての助産所、緊急時の医療機関との連携、地域の子育て(孤立させない子育て)支援の取り組みの実際を学びました。



助産所は妊婦健診や助産を行うだけでなく、出産後の母児のケア、地域の学校での命の授業、孫の世話をする祖母への育児指導など年齢を問わず、母子と家族の健康を支える身近な相談できる場所であることが学べていました。
産後のショートステイやデイケアは、母子だけでなく父親のケアにもなること、母子一体だけでなく家族一体としてケアの対象にすることも大切と学びました。

母性看護学担当教員