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【看護学科】たくさんの出会いに恵まれた地域・在宅看護論実習Ⅰ(1年生)

2023年09月29日

現代は生活の場が多様化しています。自宅以外の居場所で交流する方たちが増えているのです。
今回、地域在宅看護論実習Ⅰでは横須賀市内にあるたくさんの施設を訪れました。障害者就労支援施設、高齢者生活支援施設、シルバー人材センター、生活介護施設、コミュニティカフェ、障害児支援施設、子育て支援施設、一時預かり保育、助産院などで実習をさせていただき、施設を利用している方たちが自身のために行っている活動(自助)、その方が地域のために行っている活動(互助)、施設が行っている地域貢献(互助)についてふんだんに学ばせていただいたのです。今回のブログはたくさんの出会いに恵まれた看護学科1年生が担当します。


こんにちは!看護学科1年のブログ係です。夏休みが終わり、9月に入ってすぐに「地域・在宅看護論実習Ⅰ」に行ってきました♪

初日は横須賀市の消防局と地域福祉課地域力推進係の職員の方々に来校していただき、「地域の安全を守るための活動」と「誰でもできる地域の支え合い」についての講演を聞き、地域の人々との交流や支え合いで安全を守り、安心して過ごせる大切さを学びました。

写真は、実習最終日に学内で「まとめの会」を行い、クラス全体で学びを共有したときのものです。実習目標に沿って、各施設の特徴や活動内容、施設周辺の文化的環境・社会的環境・自然環境についてグループ毎に発表を行いました。それぞれの施設ではどのような自助・互助があったのか、実習を終えて自分たちが地域の1人としてできることは何か、地域にとっての施設の役割はどういったものかをまとめ、共有しました。


このグループは、「楽しく歌いましょう♪」の歌の会にも参加させていただきました。支え合いの大切さ、ヘルプマークをつけている人を助けるなど、自分も地域に貢献できるようにしたいと思いました。


みんな、行けなかった実習施設にも関心を持ち、発表を真剣に聞いて多くの質問がありました。


地域で生きるとは、困っている人がいたら、相談できる機関や施設の紹介をしたり、解決の手助けをできるようになることや、悩みを抱える人に対し、同じ目線で関わり、一緒に考えられる存在であることが地域に暮らす医療人の1人としての役割だと考えられました。


このグループは居宅訪問をさせていただいたそうです。実際に生活環境を見て、円滑に生活できる援助を知りました。
何かあった時には支え合い、困っている人がいたら支えたいと思いました。障がいを持つ方、助けを求めている方が、支えてくれる人や場所に出会い、自分らしく健康に暮らすことができるということを学びました。




みんな、他の施設についてもっと知りたいと、興味を持って質問していました。


実習施設で出会ったインクルーシブ教育を通し、偏見を取り除くことや親のリフレッシュが虐待防止につながることを学びました。実習を通して、病院ではまかなえない部分を地域の活動や施設で支え合い、住民が過ごしやすいように自助・互助で支え合っていることが分かりました。また、支援施設や法律を知識として知っているだけで、支援を必要としている方たちとの信頼関係が築けることが分かり                    
ました。


地域の人たちと共に行事を行うことで、地域の人と支え合い、地域は人と人とが支え合って成り立っていると知りました。地域での親子交流が子育ての不安や育児の楽しさを話すきっかけづくりになることが分かりました。地域交流の場が人と人のつながりになることを学びました。


障がいへの偏見を持たずに成長することができるインクルーシブ教育により、子どもやその親が生きやすくする居場所づくりをしていることを知りました。何かを「してあげる」ではなく、平等に接する姿勢が大切だということを学びました。引きこもりがちの高齢者には、社会参加を促して孤立を防ぐことが大事だと思いました。

自分たちにできる互助活動


こちらの写真は、実習施設の利用者さんにインタビューをさせていただいた時のものです。




インタビューを通して、地域でのつながりが高齢者にとって孤独ではなくなるということを知りました。また、健康状態に不安がある高齢者は外出する機会が減りがちですが、このような施設に通い、地域のイベントとの関わりを通して、様々な人とコミュニケーションを図ることができていました。その結果、社会と関わりを持つことで生きがいにつながり、認知症予防やコミュニケーション能力の維持、身体能力の向上など、健康面でも大きな影響を与えることが分かりました。


「まとめの会」で、地域・在宅看護論の主担当教員の河村先生が、“実習での出会いは奇跡”だというお話をしてくださいました。実習で出会った職員や利用者さんとはもう関わることができないかも知れない。一期一会の出会いを大切にして欲しいと聞き、私たちは貴重な時間を過ごしたことを実感しました。


副校長からは、実習前には分からなかった自助や互助について、実習を通して理解を深められたと感じられたこと、また、実習期間中の欠席や遅刻者が少なかったことを誉めていただきました。今後も引き続き気を引き締めて体調管理を行い、次回の実習も頑張ります!!

インタビューに応じてくださった各施設で働く方たちと施設を利用している方たちに、貴重な学びの機会を与えていただき感謝しています。この学びを今後の看護に生かしていきたいと思います。