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【看護学科】バイタルサイン測定

2024年12月20日

今回は、1年生のフィジカルアセスメントⅠの授業についてお伝えします。
この科目では主にフィジカルアセスメントを行うために一番大切なバイタルサインについて学習をします。
バイタルサインとは、人の生命に関する最も基本的な情報となる体温・脈拍・呼吸・血圧などをさします。そのため、看護師はそのバイタルサインを正しく読みとり、観察するために必要な知識や技術を身に付けていく必要があります。
学生たちははじめに、体温のメカニズムや体温の正常・異常、正しい体温測定の方法など基本的な知識を講義を聞きながら勉強します。その後、学習した内容をふまえてバイタルサイン測定の方法について演習を行います。
演習では、はじめに担当教員がバイタルサイン測定のデモンストレーションを行い、学生たちはバイタルサイン測定の手順書で流れや実施時のポイント、注意点などを確認しながらデモンストレーションに参加します。



その後グループに分かれて、各グループに教員も入りながら実際の技術を実施してみます。



脈拍測定は、実際に患者役の学生の橈骨動脈 (とうこつどうみゃく) を触れながら1分間測定をします。



血圧測定は、はじめに触診法で対象の収縮期血圧を確認し、続いて聴診法で収縮期、拡張期の血圧を測定します。
教員も学生と一緒に聴診器を用いて測定値の確認をします。
はじめてバイタルサイン測定を実施した学生たちは、
「すごく難しかった。たくさん練習してしっかり測定できるようになりたい。」
「はじめて患者役で血圧測定をしてみて、すごく腕が痛かった。患者さんにそんな思いをさせないようにスムーズに測定できるように頑張りたい」と話していました。

1年生はこの演習のあとに、バイタルサイン技術試験もおこないました。
結果は、全員合格とはいきませんでした。。。。
まだまだ練習を重ねないといけませんね。

来年2月の基礎看護学実習Ⅱでは実際に病院に入院されている患者さんへ日常生活援助やバイタルサイン測定の技術を実施することになります。
1年生で学んだこと、習得した技術を実習で活かせるように、がんばりましょう!!