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もぐさ作り始めました!!(前編)
2015年06月04日
「もぐさ」をご存知ですか?もぐさとは、灸(きゅう)療法で使う道具です。
灸療法は、もぐさを米粒の半分程度の大きさにひねって、皮膚の上に乗せ、線香で点火し温めます。
この「もぐさ」、日本全国どこにでも自生している植物から作られているのです。
なんの植物でしょう?皆さんも1度は、口にしたことのある植物です。
正解は・・・・・・・草餅などに使う「よもぎ」から作るのです。
よもぎの葉の裏をよく見てみると、白いうぶ毛のようなものが
沢山、生えています。
乾燥させたよもぎを臼でひいてふるいにかける作業を繰り返し、この毛だけを集め、もぐさを作るのです。
東洋医療総合学科1年生の授業では、よもぎを刈り取って「もぐさ」作りを体験します。
もぐさにするには、5~7月に採取した葉が良いとされています。
5月中旬、クラスみんなで、よもぎを近くの公園に取りに行いきました。
公園の隅っこに、青々とした葉を茂らせている「よもぎ」を採取し、学校へ持ち帰ります。
茎があると、質の悪い「もぐさ」になってしまうので、丁寧に葉っぱだけを茎から外します。
この葉の部分だけを、天日で乾燥させます。学生達は交代で毎朝、よもぎを外に出し、夕方取り込みます。
乾燥が不十分だと質の悪いもぐさになってしまうので、1~2週間続けしっかりと乾燥させます。
乾燥させたよもぎの葉は、そのまま保管し、冬にもぐさ作りをします。
もぐさ作り後編は、また冬に!!
東洋医療総合学科 教務 飯野
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