鍼灸マッサージ師を目指す

  • 東洋医療総合学科
  • オープンキャンパス
  • 取得できる6つの資格
  • カリキュラムと授業
  • 学びのステップ
  • 国家試験+就職サポート
  • 取得資格と活躍ステージ
  • 教員一覧
  • 先輩からのメッセージ
  • 学費・奨学金
  • 入試情報
  • 東洋医療総合学科Blog

東洋医療総合学科Blog

活躍する卒業生 ~治療院訪問記⑥~

2016年02月06日

田山でございます。卒業生の治療院訪問記 第6弾!!

余寒御見舞申し上げます。

3年生の国家試験がいよいよ3週間後になりました。学生ともども落ち着かない日々ですが、帰り道にひょいと卒業生の治療院に顔を出してきました。

今回は、当学園の東洋医療総合学科を平成3年(1991年)に卒業した、星圭之介さんの経営する「大岡山ステラ治療院」に行ってまいりました。さらに何とスタッフの松本和磨さんも当学園の東洋医療総合学科の卒業生(2011年卒業)です。


「大岡山ステラ治療院」は、東急目黒線と大井町線の2系統が交錯する大岡山駅の駅前、カーサ大岡山というマンションの10階という、羽田空港・ベイブリッジ・ランドマークタワー等が一望できる眺望の素晴らしい場所に有ります。大岡山の商店街にも東京工業大学にも近いバッチグーな立地条件ではありませんか。


“『しっかり治療、気軽にリラックス』をコンセプトとし、 "いかに気持ちよく治すか" にこだわり、治療にあたっています。” と星院長。肩こり、腰痛はもちろん、神経痛、頭痛、事故などの外傷の後遺症、自律神経失調症など、さまざまな症状でお悩みの方々の回復する手助けをさせていただく地域密着型、アットホームな治療院ですとのこと。

そしてもう一つ、今最も力を入れているのが「美顔はり」と「フェイシャル」の全身の体調を整えながら美しくなっていただく美容鍼灸だそうです。先日もお顔と身体の治療を定期的に治療されている患者さんからこんなリクエストがあったそうです。『この二重アゴなんだけどどうにかならない?』お話を聞くとこの年末年始が掃除やおせち作り、ご家族の世話などが忙しく運動ができていなかったり、美味しいお料理をついつい食べ過ぎてさらには飲みすぎてしまったのこと。星院長の見立ては『体重の増加』よりも『姿勢』に問題ありとなったそうです。体重の増加は原因がわかっていたのですが、気になったのは姿勢。下腹部に力が入っていなく、猫背気味になっていて普段とは違う立ち方をされていたのだそうです。検査をすると腰と頚に症状があり、この方へは『骨盤』『首』『胃』を中心に骨盤調整や胸椎・肋骨などの身体の治療をおこない、まず腰と頚の症状を改善し、その後お顔のリフトアップの治療へ。お顔は顎周りの緊張をほぐし頚のリンパを流していくとお顔がゆるんできてフェイスラインがすっきりと。治療後は『あごが戻ってきた!』と喜んでいただいたそうです。生活習慣の改善はもとより、鍼灸マッサージの治療効果を再確認したそうです。

今年で開業10周年を迎え、ますます地域の方々の健康の維持管理と向上に貢献できるよう想いも新たに頑張っているとのこと。治療のモットーはと問えば星院長曰く、「人の手にまさるものなし」、松本副院長曰く、「為せばなる、為さねば成らぬ何事も、為さぬは人の成さぬなりけり」とカッコいいお言葉のお答え。感服!

話は変わって、星院長にこの世界に入ったきっかけを問うと大学生時代に総合格闘技で腰に怪我をし、医師に手術以外に治療法がないと言われたが、はりきゅう治療ですっかり良くなり感動したからとか。
松本副院長に問うと、院長同様に野球とテニスで怪我をし、はりきゅう治療でケアしていたのがきっかけとのこと。いやはやたいへん動機の高いお二人ではございませんか。
25年前の星院長からは、想像できませんなあ。星院長の時代の学生は、飲めや歌えのアフター5大好き君達ばかりで、勉強は程々に。放課後は、飲み代稼ぎのアルバイト三昧。授業に集中させるのに苦労しましたっけなあ。
ご本人曰く、在学中にお父上がなくなり、大変だった時に、森先生をはじめ教員にお世話になったことが一番嬉しかったのだそうです。それ故、卒業後は大変苦労したそうで、スポーツクラブ内の治療室勤務、駒沢病院理学診療科勤務、治療院勤務をしながら、カイロプラクティック、オステオパシー、AKA(関節運動学的アプローチ)と色々学び、「バランス」「流れ」「筋力」を重視した今現在の治療方法を作り上げって行ったそうです。はり・きゅう・マッサージの免許取得はやはりスタートライン。その後の忍耐・努力・勤勉が臨床家を育て上げるのですね。
また、当学園の建学の精神「私たちの学ぶ技術は、芸術であり、科学であり、職業でもある。」が、卒業してから身にしみて共感でき、自身の励みになってきたともおしゃっていました。


最後に、お二人にお悩みはと問うと、院長曰く、長女はダンサー、長男は映像関係へと別な道を目指すことの一抹の寂しさと、美容鍼灸なのに、男2人の治療院の怪しさとのこと。
松本副院長からは、星院長に細かいことまで指導を頂き、大変感謝しております(本当は、細かいことまでうるさいと言いたかったんだろうにね)と優等生の回答えお頂きました。。。。。仲のよろしいコンビで何より!!

さあ、取材完了!
院長殿、後は副院長にまかせて、昨年10月以来の一献といざ参りませう!!
 
主事 : 田山盛二



次回は、誰を取材しようかな?橘広造・加藤明生両先生、あなた達で決まりだ!