鍼灸マッサージ師を目指す

  • 東洋医療総合学科
  • オープンキャンパス
  • 取得できる6つの資格
  • カリキュラムと授業
  • 学びのステップ
  • 国家試験+就職サポート
  • 取得資格と活躍ステージ
  • 教員一覧
  • 先輩からのメッセージ
  • 学費・奨学金
  • 入試情報
  • 東洋医療総合学科Blog

東洋医療総合学科Blog

[鍼灸マッサージ師] 教育実習生の近藤敬子です

2016年07月01日

6月14日から 2週間、教育実習させていただきました東京衛生学園専門学校臨床教育専攻科2年の近藤敬子です。



私は神奈川衛生学園の小田原校舎最後の卒業生です。
もとは、がんの治療病院で緩和ケアを専門とする認定看護師として働いていました。16年前、自施設でリンパ浮腫の患者さんの相談を受けた時、その硬く腫れた両脚をさすりながら一緒に泣くことしかできなかった私は、当時小田原校舎で開催していたリンパ浮腫の研修会に参加希望の電話をしました。そのとき、「患者さんもですが、近藤さんも辛かったでしょう。一緒に頑張っていきましょう」と言って対応して下さったのが、現神奈川衛生学園専門学校の新井校長先生です。その後リンパドレナージセラピストの資格を取得し活動していましたが、患者さんやご家族が苦痛や苦悩を抱え、つらくなる前に、タイムリーな“手当て”ができる治療資格が欲しいと思い神奈川衛生学園に入学しました。

在学中、卒業後の進路を相談すると、先生方はみなさん、私にとってどういう選択が一番いいか一緒に考えてくれました。先生方に背中を押して頂き、臨床教育専攻科に進学しました。今回教育実習させていただく学校を選択するとき、神奈川衛生学園は生徒数が多いため、一日に同じ授業を3回行う(座学と実技の2日間)ので、正直躊躇しました。しかし卒業して改めて、母校の教員を信頼でき、大事に教育してもらえたと思える私は幸せだと実感し、教育を学ぶなら、神奈川衛生学園の先生方に学ばせて頂きたいとお願いしました。 

1週目は 1年生と 3 年生の座学・実技の授業聴講と教壇実習の準備、模擬授業の実施などで、あっという間に過ぎ、2週目は火曜日、水曜日は模擬授業と練習、準備、そして、木曜日は座学(人体と構造と機能)、金曜日は実技(マッサージ)の教壇実習を行いました。初めての教壇 実習で朝から手が震えている私に、先生方は応援の言葉をかけて下さり、事務の方は本来私がするべき資料の準備を「先生は自分の準備をして下さい。大丈夫。印刷はやっておきますよ」 と手伝ってくれました。

教室に入ると学生さんから「先生頑張って!」の笑顔。泣きそうになりました。無我夢中で終えた教壇実習。確かに一日に3回は大変ですが、学生さんの反応をタイムリーに体感し、自分がうまく伝えられなかったところを修正できる貴重な経験となり、自分の傾向と伝える難しさ、たくさんの反省と学びを得ることができました。
また今回の実習では、神奈川衛生学園の先生方がそれぞれ教育者として責任・誇りを持ち、治療家である“人”を育てるために、正しい知識を伝え、正しい技術を見せる努力をし続けていること、一人一人の学生やクラスの個性を考慮し、懸命に向き合おうとしていることを知りました。そして事務の方、図書の司書さんたち、食堂のみなさん、お掃除や警備を担当する方々、みんなで連携し協力し合い学生が学びやすい環境を整え支援してくれていたから、私は学生として自由に安心して学ぶことができたのだと実感しました。 

現在の神奈川衛生学園専門学校は自然豊かな環境に囲まれており、施設・設備が整っています。専門学校では珍しいのではないでしょうか。食堂があります。安くてボリュームがあり美味しいです。そして何より職員、東洋医療総合学科・看護学科の学生さんはみな明るく、親切で優しいです。神奈川衛生学園ではみんなが笑顔で挨拶してくれます。教壇実習に関してはたくさん、もっとこうすれば良かったと反省がありますが(謝)、この2週間「学校ってこんなに楽しかったっけ?」と思うくらい、楽しく過ごさせて頂きました。改めて神奈川衛生学園の卒業生で、また今回、ここで学ばせて頂いて、本当に良かったと感謝しています。ありがとうございました。 


東京衛生学園専門学校
臨床教育専攻科
学生 近藤敬子