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【東洋医療総合学科】体験入学を開催しました

2021年05月22日

「東洋医療総合学科」体験入学を開催しました。
今回のテーマは「本物のトレーナー」が使っている！アスリートを支えるスポーツ鍼灸を体験しよう！です。

「本物のトレーナー」とはどのようなトレーナーでしょうか。
国際大会やオリンピックの帯同資格として「アスレティックトレーナー」が大きく注目されています。
近年スポーツ分野で注目を集めている領域があります。それが“ケガの予防”と“適切な治療”。
そして復帰に至るまでのケア。つまり”治療”です。
本物のトレーナーとは、スポーツの現場で求められている”治療”ができるトレーナーです。



新井学校長からは挨拶に引き続き、神奈川衛生学園専門学校の特長
・「チーム医療」を学生時代から学べる、医療人の心構え
・リンパ浮腫の複合的治療を学べる、職業技術
・「看護学科」「東洋医療総合学科」授業コラボレーション
そして『心ある、そして考える医療人』を目指してほしい。とお話がありました。

学科長の飯野先生からは「卒業後の活躍ステージ」について具体的な説明がありました。
また、説明の中では「アスリートは大会時に体調を崩しても薬が飲めません。その時の治療法とは」
とのお話がありました。　→　気になる方はぜひ体験入学に参加してみてください。




今回の模擬授業として三井先生の「アスリートを支えるスポーツ鍼灸」を実践してもらいました。

三井　健太郎　先生＜　プロフィール＞
・はり師　きゅう師　あん摩マッサージ指圧師(国家資格)
・(公財)日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー(JSPO-AT)
・(公財)健康・体力づくり事業財団認定健康運動指導士／健康運動実践指導者
・日本トレーニング指導者協会認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)
・全米ストレングス＆コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
・神奈川衛生学園専門学校　卒業
・神奈川衛生学園専門学校　東洋医療総合学科　教員




今回は、アスリートが試合当日、急に「ふくらはぎの怪我(肉離れ)」を起こしてしまったという、シチュエーションです。
試合に出るか、出ないか、そんな場面での治療法です。

まずは、浅く鍼を打つと筋肉に反応が出ます。そして、鍼に電気を流します。(1秒間に３回の微弱電気を10分間)
感覚は揉まれているような感じです。




鍼の後は、マッサージして筋肉の状態を診ます。筋肉が緩みすぎてしまうと、すぐには動くことが出来ませ
んので、テーピングで固定していきます。アンダーラップ(皮膚体毛を守る)から非伸縮テープで、両サイドの
筋肉を引っ張ります。そして、伸縮テープを巻いて固定することが出来ました。
これで、ウォーミングアップに合流してもらうという流れです。

実は「アスレティックトレーナー」のみの資格だと、マッサージも鍼も打つことが出来ず、リハビリをして
終わりとなってしまいます。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家資格を有することで、
この様な治療・活躍の場を広げることが出来ます。
そうです。これが「本物のトレーナー」の治療なのです。




最後は、皆さんに鍼の練習をしていただきました。
練習では人に鍼を打つことは出来ませんので、専用道具を使います。
皆さん初めてでしたが、曲がらず真っ直ぐ打つことが出来ていました。
「難しかったけど、楽しかった」と感想をいただきました。


キャンパスツアーでご覧いただくことができる、本校の充実した設備の一つ。
スポーツ医学、AT（アスレティックトレーナー）コースの授業でも使用するトレーニングルーム。
ウェイトトレーニング機器や、測定機など各種機器が設置されております。

放課後には、トレーニングルームを開放しています。
指導教員の下、アスレティックトレーナーを目指す学生さんが使用にあたり、初回は必ず利用説明(20～30分程度)
を行い、利用時間中は常駐しますので、トレーニング経験のない方も安心して利用できるシステムになっています。

充実した設備も神奈川衛生学園の魅力のひとつです。
ぜひ、体験入学で見に来てください。

次回は、6月19日(土)10：30-12：30
トップアスリートをサポートする！
「本物のトレーナー」のテクニックを体験しよう！
ぜひ、ご参加ください。

広報室　諏訪部