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【東洋医療総合学科】吸角療法を学習しました!

2023年10月31日

今日は2年生のはりきゅう基礎実技Ⅰの授業で、吸角療法(きゅうかくりょうほう)を学習しました。
吸角は他にも吸玉(すいだま)、抜缶(ばっかん)、カッピングなど、様々な呼び方がありますが、皆さんはご存じでしょうか?

吸角療法は、球形のガラス容器を使います。容器の内部を陰圧にして、皮膚を吸引して刺激を与える方法です。
(本校のYouTubeチャンネルの中でも紹介されており、なんと視聴回数6万7000回を超える人気の治療法です。)

公式YouTubeチャンネル】 プロフェッショナルシリーズ「吸角編」 



吸角をおこなうと、皮膚が充血し赤く痕が残ります。この色で、血液の巡りがどうなのか健康状態が分かります。
血液の巡りの良い人は、鮮紅色で、痕もすぐ無くなります。
もし巡りが悪ければ、赤黒い紫暗色となり、痕がなかなか消えずに長く残ります。
この状態を「瘀血(おけつ)」と言い、痛みや凝りなど多くの症状の原因となります。
吸角療法は治療法でありながら、身体の状態も知ることができる素晴らしい方法なのです。


吸角を行うと、血液の巡りが徐々に良くなり、瘀血が改善されます。
 
さあ、実際に練習です。みんなの手つきはどうかな?!


吸角の中に火を入れて、陰圧を作り皮膚に押し当て、吸引させます。
この一連の動作を素早く行わないと、陰圧がかからず、身体にうまく吸いつきません。
この素早いタイミングを習得する為に、何度も繰り返し練習します。
火を使うので注意しながら、しかも手早く!!みんな、なかなかの手つきで上手に出来てますね~。

吸角療法をはじめ、東洋医学の治療法には様々な方法があり、奥の深さを感じますね。
学生の皆さんが、今回学んだ吸角療法を、将来治療の現場で活用してくれたら嬉しいです。