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【東洋医療総合学科】掌敬会(同窓会)セミナーが開催されました

2024年10月31日

2024年10月26日(土) 気持ちのいい秋風が吹き渡るなか 、掌敬会セミナーが開催されました。
掌敬会セミナーは、卒業生・在校生ともに無料で参加できる、知識や技術を高めることを目的にしたセミナーです。

今回のセミナーは、本校の卒業生(1983年卒)で神奈川県南足柄市内にある治療院「養生館」の館長 内海 良泉 先生よりご講義をいただきました。 
テーマは、先生が長い治療経験から導き出した治療法である「gravity release medical care 養生」(重力解放療法)についてです。



講義の前半は、先生が臨床家を目指し修行していたころのお話や、先生の治療観が確立するまでの経緯などについてお話しくださいました。
先生の経験談は非常に面白く、会場に来ている参加者全員が先生のお話に引き込まれていました。(このお話だけでも価値があります!!)



後半は、会場の皆さんを治療しながら、実技をご披露して頂きました。
「gravity release medical care 養生」(重力解放療法)では身体に加わる重力を解放し、より自然な状態に戻すことで痛みや関節の動きにくさを解消します。







重力に伴う不自然な力が、身体の何処に影響を与えているのか見極めて、ポイントに刺激を加え力を解放します。
治療はほんの一瞬で終わるのですが、治療後に股関節の可動域が改善するなど、すぐに結果が出ることを目の当たりにして
参加者全員が、まるでキツネにつままれたように驚いていました。



先生は講義の中で、治療では「3つのカン」が大切だと教えて下さいました。

一つ目のカンは「感」で心を深く動かすこと。
二つ目のカンは「勘」で物事の真相をとらえること。
三つ目のカンは「観」で対象を眺める、見渡すこと。

長いキャリアの中から生み出された深い言葉です。

すぐには先生のように治療ができるようになれませんが
今回教えて頂いた「3つのカン」を心にとめて、日々精進していきたいと思います。
お忙しい中、ご講義くださいました内海先生に、心より感謝申し上げます。