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加藤明生

いい結果も悪い結果も正面から受け止めれば選手との絆が深まる。

鍼灸マッサージ師

加藤明生 さん

S.T.I.白石鍼灸治療院 勤務 「チーム平井」トレーナー  (2001年卒業)

  • 卒業生

入学前は専門学校生

アスレティックトレーナーに求められるのは “結果を受け止める謙虚さ”

高校時代、陸上部で他の選手のサポートしたことが
きっかけでトレーナーを目指すようになりました。
体育大学、神奈川衛生学園で技術を磨き、
現在は鍼灸治療院で一般の患者さんの治療を行うとともに、
「チーム平井」にトレーナーとして帯同しています。
北島選手との出会いは肘痛で彼が治療院を訪れたことから。
それをきっかけに北島選手が練習するスイミングセンターとのおつきあいが始まり
、大会や合宿にトレーナーとして帯同するようになりました。
選手の皆さんは痛みを取り除いたり、(試合で)いい結果を
だせばダイレクトに感謝してもらえるので、やりがいは大きいです。
でも、一方で“結果を受け止める謙虚さ”も必要だと考えています。
結果が良くても悪くても真摯に向き合い、責任を持つ。
いかに親身になって選手と同じ感覚が持てるかが重要です。
さらに言えば、選手の人生設計にも関わる立場でもある。
そういった意味でいい治療家になるには技術とともに人間力を磨かなければと思っています。

スポーツ現場の経験を生かし、 多くの人に鍼灸の魅力を伝えたい

神奈川衛生学園では、臨床経験豊かな先生方から
教科書にとどまらない実践的なお話を聞くことができ、
幅広い年齢層の仲間からも、社会人として人間として大切なことを
たくさん教えてもらいました。治療院の院長は、治療だけでなく人生の“師”。
そして、出会った人々は、私にとって今でも大切な“師”。
すべての出会いは人生を歩む上で大きな力となっています。スポーツに限らず、
さまざまな分野で鍼灸の力が求められる一方で、知らない人もたくさんいます。
この先は鍼灸を多くの人に知ってもらうことも自分の使命だと思っています。
スポーツの現場で学んだことをさまざまな場面で応用していきたいですね。

これから入学するあなたへ

尊敬できる師と出会えば、成長の大きな糧となる。

私の一日

北京オリンピック水泳・競泳事前合宿(アメリカ・アリゾナ高地)での 1 日
(期間:2008/6/12~7/15)