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小松 武史

アメリカのスポーツ界に、鍼灸を広める!

鍼灸マッサージ師

小松 武史 さん

カリフォルニアスポーツ医学センター 代表
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師
東洋医学博士・NATA公認アスレティックトレーナー
[旧 湯河原衛生学園専門学校1987年卒]

  • 卒業生

入学前は高校生

★アスレティックトレーナーとして世界で活躍する卒業生★

鍼灸技術とスポーツ医学を融合した治療法で、トップアスリートから絶大な信頼を得てスポーツ先進国アメリカに於ける東洋医学の先駆的実践者となった小松 武史さんにお話を伺いました。

Q.なぜこの資格を目指そうと思いましたか?

小松 武史 大学に入って一般企業に就職するのではなく、手に職をつけたいと思い、神奈川衛生学園(旧 湯河原衛生学園専門学校)に入学しました。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家資格と、NATA公認アスレティックトレーナーの資格を取得しました。
その後、スポーツ界で活躍している鍼灸マッサージ師が少なかった当時、スポーツの強いアメリカで最先端のスポーツ医学を学びながら、鍼灸マッサージを広めたいと渡米しました。

Q.スポーツ鍼灸について聞かせてください。

これまでUSAオリンピックの陸上チームから数多くのプロのアスリート、全米選手権などのさまざまなチームのトレーナーとして、身体的・精神的なサポートをしてきました。スポーツ鍼灸は、一般的な鍼灸と治療そのものは同じですが、評価や診る部分が異なります。
スポーツ障害のメカニズムやアスレティックリハビリテーション、テーピング術を理解した上で治療するなど、痛みを取るだけでなく、運動療法をプラスして筋力を強化して効果を高めます。

Q.現在の活動と、今後の目標を教えてください。

アメリカで博士号を取得後、現在はロサンゼルスでクリニックを開業する傍ら大学院博士号でも教鞭をとり、スポーツ鍼灸を教え、日本では学校や企業でも講演をしています。
次の世代にバトンを渡すことは、アメリカで日本人初の東洋医学博士になった私の使命であり、それがやり甲斐にもなっています。

私が渡米したときに衝撃を受けたアメリカンスポーツのスケール感や、自分が担当した選手が活躍したときの喜びや醍醐味を伝え、志の高い鍼灸マッサージ師を一人でも多く輩出し、スポーツ医学に貢献したいと思っています。