VOICE
一流のアスリート達と感動を共有できる、それがトレーナーの醍醐味アメリカのスポーツ医療で確立しつつある
鍼灸マッサージ師
小松武史 さん
ジャパニーズ・ヒーリング・インク開業
カリフォルニアスポーツ医学センター代表(1987年卒業)
- 卒業生
ソウル五輪をきっかけに、夢の舞台は世界へ
鍼灸技術をスポーツに生かし、
最先端のスポーツ医学を学びたいと89年に渡米しました。
きっかけとなったのは、88年のソウル五輪で
日本滞在中のアメリカ陸上チームのトレーナーを務めたことでした。
アメリカではなじみの薄い鍼灸医療は当初敬遠されていましたが、
ある選手の痛みを取り除いたことで評判を呼び、
多くの選手と関わることに。そして何人かの選手に「アメリカに来ないか。
まだアメリカでは誰もやっていないから成功する。」と誘われ、
その気になったんです。大学ではスポーツ医学を学びつつ、
全米選手権レベルのチームのトレーナーを経験。
卒業後はさまざまなスポーツ選手のケアを行なう他、
アメリカでの日本人初の東洋医学博士として東洋医学の普及活動や
日本にアメリカのスポーツ医学を紹介する事業を行なっています。
道は開けた。あとは前を向いて行動するだけ
衛生学園は実習が多く、技術を磨くには良い環境。
私も自身の持てる技術があったからこそ、
英語をあまり話せなくても臆せず渡米できたのだと思っています。
思い切った行動でしたが、一流のアスリートたちと感動を共有できる今の自分を思えば、
正解だったなと。渡米した頃は知名度が低かった鍼灸師ですが、
今ではメディカルスタッフとしても重要な位置にあり、アメリカ以外の海外チーム、
例えばドイツのサッカーチームなどからも注目されています。
この先、鍼灸技術を持ったトレーナーが活躍できるチャンスはますます広がっていくはず。
私もこの先、後進の育成にますます力を入れるつもりです。
これからトレーナーを目指すみなさん、動かなければ夢は夢のままです。
まずは行動してみてください。
これから入学するあなたへ
夢を夢のままにしないで、前に前に出ていこう。
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