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VOICE

岩倉 瞳

触れる前に、心の距離を近づける。

鍼灸マッサージ師

岩倉 瞳 さん

車いすラグビー トレーナー
高等学校サッカー部 トレーナー
神奈川衛生学園専門学校 教務(アスレティックトレーナー担当)


あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師
日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー
日本パラスポーツ協会公認 パラスポーツトレーナー
日本赤十字社 救急法救急員
[社会人から入学、東洋医療総合学科2008年卒]

  • 卒業生
  • スペシャル

入学前は社会人

★アスレティックトレーナーとして活躍する卒業生★

アスレティックトレーナーとして活躍されている卒業生の声をご紹介します。

「まず、選手のことを学ぶ。それがトレーナーの出発点。」と語るアスレティックトレーナーとして活躍されている
岩倉 瞳さんにお話を伺いました。

Q.トレーナーを目指したキッカケは何ですか?

私自身、子どもの頃からスポーツをしていたのですが、自分や友達がケガをした時にケアをするのが好きでした。ある時、テレビでトレーナーの特集を見て、選手を支える人の魅力に気づき、トレーナーを志しました。
その後、鍼灸マッサージの技術も併せ持ったトレーナーを目指して神奈川衛生学園に入学しました。


※トップチームトレーナーの約60%は、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師いずれかの国家資格を保有しています。

Q.現在の仕事の内容と魅力を教えてください。

岩倉 瞳 現在は、東洋医療総合学科の教務に加え、「車いすラグビー」のトレーナーをしており、トレーニングやコンディショニングなど、競技に向けて選手のケア全般をサポートしています。施術では、選手や患者さんに自分の手を通してプラスのエネルギーを循環させて浄化させる東洋医学のイメージを大切にしています。
リハビリなど苦しい時期を共に乗り越えた選手の活躍は、チームの一員として涙が出るほど嬉しいです。

Q.トレーナーとして必要なことは何ですか?

障がい者に対するケアは健常者とは少し異なり、一般的なアプローチが通用しないこともあります。オーダーメイドだからこそ、そこでの学びや気づきには価値がありますし、健常者へのトレーニングにも活きています。
トレーナーにとって知識や技術は絶対的に必要。ただ、選手から信頼されることが何より重要です。対等に意見を言い合える関係を築くために、選手とのコミュニケーションや距離感を意識して、一人ひとりに対して勉強することを心がけています。
現在は理学療法士やカイロプラクターなど、複数の医療従事者と活動する機会が多いので、さまざまな知識や考え方を吸収しながら、今後もスキルアップしていきたいです。