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東洋医療総合学科Blog

隔物灸パート1【生姜灸・大蒜灸】

2015年11月04日


お灸には、様々な施術方法があります。
1年生では、灸療法の「方法」を知り、体感するのも授業の目的です。
 
今回の授業では、もぐさを直接皮膚の上で燃焼させないで、もぐさと皮膚との間に物を置いて施灸する方法です。
これを隔物灸(かくぶつきゅう)と言います。
 
様々な物を使用しますが、今回は「生姜」と「大蒜(ニンニク)」です。
自宅にあるもので効果を出すという、民間療法として広まった、お灸ならではの方法です
 
皆さん、生姜や大蒜を食べると、どんな効果がありますか?
身体を温めるとか、滋養強壮とか、殺菌作用などなど・・・。
これらの効果と、お灸の効果を合わせて相乗効果を期待するというのが、今回の「灸療法」です。
 
 

生姜や大蒜をスライスして、その上にもぐさを乗せて点火します。
自分で使う生姜や大蒜は学生自ら準備します。
拙い包丁さばきで、厚さがマチマチに・・これも勉強です。
 
 

もぐさに点火して徐々に生姜や大蒜が温まり、じんわりと熱が伝わってきて身体の芯から温まります。
熱いお灸ではないのですよ。
  
 
ただし、生姜や大蒜の厚みが薄すぎると「あっちーっ」となります。
 

施灸した部分が発赤して、紅葉したもみじのように、いい色になれば、OK!!
みんなホカホカ&元気になったかな。
 
 
次回は、隔物灸パート2を、お楽しみに!!


                                                          学科長補佐:飯野享