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1年生 初めての施術 ~施術者への道~
2015年12月19日
鍼灸あん摩マッサージ指圧師を目指す 東洋医療総合学科 授業紹介~今回は、1年生が初めて本格的に施術を行う授業について紹介したいと思います。~
本校では、徒手施術(手で行う施術)の授業に力を入れており、授業も多く行っています。
施術の原点は、痛いところに手を当てる「手あて」であり、本校では施術者として「手を創る」ことを重視しており、1年生では、あん摩・マッサージ・指圧について、正しい姿勢や、基本手技を一から学びます。
入学してから約8ヶ月間、学んだ技術を発揮する機会の一つが、今日の授業です。
1年生が施術者となり、患者役に3年生を招いて約1時間施術します。
クラスメート同志で行う普段の授業とは違って、先輩方の本当の症状に合わせて、考えながら施術をするのは初めてのことで、緊張感があります。

まず、予診表をもとに、主訴(症状)について話を聞いて、状態を確認します。
そして、これまでに学んできた技術を駆使して「指圧」や「あん摩」、「オイルマッサージ」など徒手施術を行います。
額に汗しながら必死に患者役の3年生に向き合う1年生。このように経験を積みながら技術を磨き、成長するのです。

施術が終わると、患者役の3年生から患者対応の仕方、施術時の配慮、徒手の技術など様々なことについて、アドバイスをしてもらいます。
他学年へ施術をする授業は、技術を磨き上げるために大変有意義な授業だと思います。
下級生は、上級生の施術を受けて、その技術を体感し、今後自分の学ぶべきことを知る。また現在の学習がどのように活きるのかを確認する。
上級生は、下級生の施術を受けて、自ら経験したこと、学んだことから、優しくそして厳しい意見や助言を行う。施術者としての想いを下級生に伝えていく。
このように3学年240名が、お互いに施術し合い、沢山の身体に触れ、沢山の施術する機会があることは、学生数の多い神奈川衛生学園ならではの特徴です。

今回の授業で1年生は「心ある考える医療人」に向けて一歩前進したのではないでしょうか。
学科長補佐:飯野享
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