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1年生 指圧で集中!!
2016年01月15日
皆さん指圧を受けたことありますか?世間一般では、「肩こりでマッサージを受けてきた」とは言いますが、「肩こりで指圧を受けてきた」とは、あまり言わないですよね。
手で行う施術(徒手施術)は、“あん摩”“マッサージ”“指圧”と大きく3種類に分けることができます。
なので、国家資格の正式名称は、「あん摩マッサージ指圧師」というのです。
これら3つの手技を混ぜて行っていることも多く、総称として「マッサージ」と呼ばれているのでしょう。
(それぞれの手技の違いは、別の機会に!!)
そんな徒手施術のうち、今日は、指圧の授業を紹介します。

指圧は日本発祥で、押圧操作というものを基本としています。
押圧操作とは、主に親指(母指=ぼし)を使って、圧迫する方法です。
これだけ書くと、単純でとっても簡単に聞こえるかもしれません。ですが、単純であるからこそ難しく、ごまかしも効きません。
押圧操作では、押す場所に対して、常に垂直に。一定の力で持続的に圧迫を加えます。
そして、施術中は精神的にも全精力を集中して行います。
ちょっと、武士道のようなものを感じますよね。
教室に入ると、すこしピンとした空気が流れる中、学生達は懸命に集中した面持ちで押圧操作を練習していました。
入学から約9ヶ月、すでに頭から足先まで様々な部位に対しての方法を学んでいます。
身体に平らな場所は無いので、その起伏に合わせて垂直になるように、自分の身体の位置、手の位置を移動し、適切な動作を見極めていきます。

同じ背中を押すにしても、一人として全く同じ背中というものはありません。
患者さん一人一人に合わせていかなければならないのです。
なので、何百回、何千回、何万回・・・と、押圧操作という動きを繰り返し練習していくのです。
ひと押しひと押しを大切に、気を込めて練習します。

たくさんたくさん練習してきたということが、身体操作や、手つきから感じられます。
実は今月は、実技の試験月間で、1年生は5つの実技科目で試験があります。
指圧は、来週が試験!!
日頃の練習の成果を発揮して欲しいです。日々精進!!
学科長補佐 : 飯野 享
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