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[鍼灸マッサージ師] アスレティックリハビリテーション授業~3年生~

2016年07月06日

ケガをした競技者のスポーツ活動への復帰を目標としたリハビリテーションを「アスレティックリハビリテーション」といいます。
アスレティックトレーナー(AT)は、医療機関やスポーツ現場の指導者と緊密に連携し、競技者が安全かつできるだけ早く競技復帰ができるようサポートをします。
ATはケガをした競技者の回復状況を見極め、運動療法を中心に、物理療法や補装具を使い分け、その競技者に合わせた適切なアプローチをする必要があります。

この日、3年生ATコースのアスレティックリハビリテーションの授業は物理療法でした。
物理療法は、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師も使いますので、2年生の正課授業でも行います。
ATコースでは、さらにスポーツに特化したアプローチの仕方を習得します。

最近はいろいろな物理療法機器が開発され、医療機関やスポーツ現場で使用される機会も増えています。

規格により安全が保証されている物理療法機器も、使用する前には必ず安全に作動するかを確認します。



超音波療法
身体の深層部にも温熱効果をもたらします。

最近は携帯式のコンパクトな製品もあり、スポーツ現場でもよく用いられます。


ホットパック
温かく、とても気持ちが良いです。



乾熱法に比べて湿熱法の方が血流の改善に効果があるといわれています。

写真は湿熱法です。

クリッカーを使ったアイスマッサージ
氷と塩を入れて撹拌し、金属部をキンキンに冷やした状態で患部にあて、マッサージします。



マッサージとアイシングの相乗効果を狙います。


3年間かけて習得中のマッサージの技術がとても役に立ちます。

この授業では、他にも物理療法によるさまざまなアプローチを学びます。最終学年の3年生とはいえ、在学中に得ておくべき知識や技術はまだまだたくさんあります。

競技者の身体特性、ケガの特徴、回復状況を見極め、最適な物理療法を選択することが重要です。
適切な判断とアプローチにより、ケガで悩んでいる競技者たちを一人でも多く助けて欲しいと願っています。

AT専任教員 三井健太郎