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[鍼灸マッサージ師] 第8回 掌敬会セミナーを開催しました

2018年09月12日

本校、東洋医療総合学科の同窓会組織である掌敬会では、年に3回、卒業生や在校生にむけて無料のセミナーを開催しています。

今回の第8回掌敬会セミナーは、9月9日(日)「救急の日」にちなんで、「災害時に鍼灸マッサージ師ができること」をテーマに開催しました。

講師には、全日本鍼灸マッサージ師会 災害対策副委員長 朝日山一男先生をお迎えしました。朝日山先生は本校の非常勤講師でもあり、授業もご担当いただいております。



講義の前半は、朝日山先生が活動されてきた経験を元に被災地での避難所の実情や、鍼灸マッサージ師が行ったボランティア活動の内容について写真を交えて詳しくお話いただきました。

東日本大震災では、鍼灸マッサージ師のボランティアが沢山活動したそうですが、みな個々に活動してしまい、それぞれの連携が取れておらず混乱した状態になってしまったとの事でした。その教訓を活かし熊本の震災以降は、DMATや被災地の災害医療コーディネーターと連携を図る方法が確立され、スムースな支援ができるようになっているそうです。被災地での活動では、被災された方々だけでなく、消防士の方、自衛隊の方、ボランティアの方、など支援者の方にも鍼灸マッサージ施術を行っているそうです。
先生の講義で、災害ボランティアとして活動する鍼灸マッサージ師の現状を理解することができました。



講義の後半は、4~5名でグループワークを行いました。
「南海トラフ地震により甚大な被害が起きた」と想定し、自分たちが鍼灸マッサージ師団体の災害派遣チームメンバーになった場合に、被災地で活動をするには?ということについてディスカッションを行いました。



派遣に向けての準備は?装備は?どのようなルートで入ればよいか?宿泊地はどういったところを選べばよいか?被災地ではどんなところと、どのように連携して活動すればよいか?などなど。参加者の皆さんで話し合いながら、考え討議したことは、とても良い経験になったのではないかと思います。



災害は、いつどこで起こるかわかりません。今回のセミナーを通じて自分達ができることを考え、常に備えておくことの重要性を感じました。

セミナー終了後には、朝日山先生を囲んで茶話会が行われました。



その後、掌敬会の総会も行われ、掌敬会副会長の福元先生よりご挨拶と今年度の活動についての報告がありました。



また、在校生で野球サークルのキャプテンより、神奈川県専門学校体育大会野球の部での優勝報告がありました。



野球サークルは、11月に全国大会に出場予定です。みなさん応援よろしくお願い致します。


学科長補佐 飯野享