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【東洋医療総合学科】第20回 掌敬会セミナーおよび掌敬会総会が開催されました

2023年11月29日

本校の同窓会組織である掌敬会が主催し、セミナーを開催いたしました。

今回は、内田真弘先生を講師にお迎えし「自律神経調整不全症候群（autonomic dysregulation syndrome）への風船エクササイズの理論と実践」をテーマにご講義いただきました。





内田先生は本校の専任教員でもあり、3年生の科目である総合東洋療法をご担当いただいております。また、横浜国際プールにある、はりきゅうマッサージ室では室長として施術をしておられます。

セミナーでは、「ポリヴェーガル理論」を基礎理論として、臨床現場で多く見られる「痛覚変調性疼痛」を題材に、呼吸と姿勢を、風船を使った自律神経のテスト、自律神経の調整について学びました。







自律神経の働きを日常生活に当てはめながら説明していただき、風船を使いながら自律神経の状態を体感しました。自律神経の調節不全が、人間特有の病気を複雑にしていることを実感できたのではないでしょうか。

セミナー終了後は掌敬会の総会を開催いたしました。
高橋和矢会長の挨拶から始まり、役員の紹介、学科長の飯野より今年度の活動予定を報告させていただきました。
日頃より掌敬会の活動にご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。この場をかりて感謝申し上げます。







また今回から参加者の交流会を実施しました。卒業生と在校生が混じって情報交換を行い、短い時間ではありましたが有意義な時間になったのではないかと思います。



最後に集合写真を撮影しました。
掌敬会ではセミナーを定期的に開催しております。
このような活動を通じて、鍼灸マッサージ師の資質向上につながればと思います。

神奈川衛生学園専門学校
専任教員　鈴木 啓