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【東洋医療総合学科】~授業紹介 1年生 経絡経穴概論Ⅰ(取穴実技)~
2024年01月20日
はりきゅうあん摩マッサージ指圧師の学習で、とても重要な科目があります。それは、「経絡経穴概論」です!! そう、いわゆる「ツボ」の授業です。
東洋医学の専門家である私たちが、施術で使用するのがツボです。
お医者さんで言うところの、薬みたいなものですね。
患者さんの症状や身体の状況に合わせて、ツボを組合せていきます。そして、それぞれのツボに
はりやきゅう、あん摩マッサージ指圧を行っていきます。
ですので、それぞれのツボの位置とともに、ツボの効果や役割を理解することが大切です。
1年生の経絡経穴概論では、主にツボの場所を中心に学習していきます。
まずは、教室の座学授業で学び、位置を覚えます。
覚えただけでは不十分。使えるようにするためには、人体で実際にツボの位置が分かるようにしなければなりません。ツボの位置を見つけること、これを私たちは「経穴を取る」略して「取穴」といいます。
1年生の後期から、この取穴実技が始まります。
制限時間内に、全身にある課題のツボを見つけ、目印にシールを貼っていきます。
文字で覚えていても、なかなか上手く取るのは難しいんです。
人の身体は一人として全く同じということはありません。性別や年齢、手の大きさ、足の長さ、筋肉の付き方も本当に千差万別。
教科書の、説明や図、絵を参考にお互いの身体を使って取穴を練習します。
時には患者役の学生とも相談しながら(試験のときは相談できないよーと思いつつ)、色々な人の身体で練習することで、理解が深まっていきます。
取穴が終わったら、課題の経穴が取れているかを先生に確認してもらいます。
勘違いしていたところや、取り方のコツなどを教えてもらいながら、振返りをする。この繰り返しの経験が大切なんですよね。
1年生の授業もあとすこし、2年生に進級したらツボを使って、はりきゅうの練習を行うことが、劇的に増えていきます。
経穴での施術は、はりきゅうあん摩マッサージ指圧師の特権です。東洋医学の専門家を目指して、日々精進!!
東洋医療総合学科
学科長 飯野
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