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東洋医療総合学科Blog

【東洋医療総合学科】授業紹介3年生 美容鍼灸

2024年02月01日

3年生の臨床各家の授業で行われていた折橋先生による美容鍼の授業がすべて終了しました。
ここ数年で需要が高まっている美容鍼灸なので、学生も意欲的に説明を聞き、互いの刺鍼ではビフォーアフターを楽しみながら授業を受けていました。

ただし、理解していなければいけないことがたくさんあります。
顔面部はとても出血しやすい部分です。また「美容」を目的に患者さんは治療を受けにくるので、出血や内出血などのリスクの説明をして理解してもらえるのか、施術者がリスクを認識して起こらないようにできるか、また起きた時に最小限に抑えられるかが重要だと繰り返し仰っていました。顔も体でもどこでも鍼は1本1本丁寧にしなければいけないことも伝えていました。

デモンストレーションではツボの位置を模型を使って説明がありました。



また、鍼は短く細い物を使用するために、鍼を実際に打つ順番や鍼を構える手の位置にも患者さんへの配慮があります。





打った鍼は左右同じ位置に打てているか、深さや角度が正しいか折橋先生が回って1本1本チェックをしています。
鍼を抜く時も出血の確認や内出血予防対策の手順を1本ずつ行っています。この確認や手順を怠らないことが安全へとつながっていきます。
安全で痛みのない丁寧な鍼は治療の大前提になります。安全な刺鍼ができれば、結果として美容にもつながっていきます。



この2か月の授業を通して美容鍼として最低限知っておかなければいけない事を学びました。将来、患者さんの要望があった時にできるようになって欲しいと願っています。

教員 富樫沙緒里