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【東洋医療総合学科】授業紹介3年生 醒脳開竅法(せいのうかいきょうほう)
2024年02月01日
虚実を弁証した結果を,鍼灸の治療に反映させるためには補瀉法(ほしゃほう)はきわめて重要な概念です。しかし,弁証の結果を治療に結びつけるために不可欠なこの方法がじつに曖昧で、補瀉手技にはさまざまな方法があるうえ,各方法にも諸説あり,さらにいずれの補瀉法を採用するかは個々の考えにゆだねられているのが現状です。
当校では学術提携を結び、研修旅行や海外留学先ともなっている、中国・天津中医薬大学の石学敏氏の手法にもとづき,再現性の高い、直ぐに実践できる補瀉手技を習得してもらうため、3年生の実技授業に組み入れています。
この授業の終盤には、石学敏氏が開発された、脳血管障害の後遺症に対する鍼の治療術「醒脳開竅法」の主穴と副穴に、補瀉手技を用いて互いに施術しあい、実践できる能力と技術を身につけて臨床の場に旅立ってもらっています。
教員 田山盛二
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