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【東洋医療総合学科】附帯教育:アスレティックトレーナー実技試験対策授業~めざせ!JSPO-AT~

2024年02月02日

昨年11月に実施された「令和5年度日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー専門科目理論試験」の合否通知が12月に届き、合格した学生さんは次の「実技試験」に向けて、毎日、試験対策を実施しています。今日はそんな真冬の恒例風景をご紹介いたします。

実技試験は、Ⅰ救急処置、検査・測定と評価、Ⅱアスレティックリハビリテーション、Ⅲテーピングの3つのカテゴリーに集約されて出題され、問題文には競技種目、受傷部位、受傷場面が含まれます。
(すべてがテキスト記載の疾患及び競技種目の組合せによって構成されます)



受験者はそれぞれの問題文に応じた実技及び指導を競技者モデルに行い、その実技内容及び指導内容について、競技者とのコミュニケーションを前提としたアスレティックトレーナーに必要な技能、技術を有しているか、アスレティックトレーナーが備えるべき知識・理論を基盤として実施される基本的実技及び指導が安全を確保できる許容範囲であるか、が評価されます。
試験時間は一人あたり30分程度、合否判定結果通知は5月頃となります。

対策授業は、正課授業終了後の15:30以降19時の閉校直前まで毎晩実施。
実際の受験生だけでなく、来年受験を予定している2年生や卒業生、さらには本校入学前に大学在学中にAT資格を取得した学生さんまで参加、競技者モデルの病態設定や進行補助等々……..
指導教員だけでは決して手が回らない細かなサポートが、受験生を支えます。





<Ⅰ救急処置、検査・測定と評価>
救急対応手順の基本「HOPS」:History(問診)・Observation(触診)・Palpation(触診)・Stress/Special test(整形外科的徒手検査)にもとづき情報収集と鑑別評価を行い、適切な救急処置と選手(競技者モデル)への説明を実施します。

痛みの確認から始まりますが、正しい病態の理解がないと状態を悪化しかねず、対応を間違えることはスポーツ現場では決して許されない重要なカテゴリーですので、練習とはいえ学生さんは常に緊張モードです。





<Ⅱアスレティックリハビリテーション>
プログラム処方に必要な機能評価を端的に実施し、即座に、傷害特性・競技特性・フィットネスレベルにあわせたプログラムを作成、指導・実践せねばなりません。
このプログラムが適切でないと、選手の競技復帰が遠のくばかりか、再受傷を招きかねません。
言葉での説明力はもちろんのこと、必要なエクササイズを “ 見せられる ” 実技能力が求められます。
トレーナーといえども、最低限の運動スキルは必須!ということですね。
 


<Ⅲテーピング>
出題された外傷・障害に応じて、時間内に巻き上げます。
テーピングの大原則は、早く!正確に!きれいに! です。順不同、すべて必要な要素ですからたいへんです。





試験は今週末の2月4日。
本番で緊張するということは、それだけ真摯に取り組んできた証です。
合否結果は二の次、試験に至るまでのまなびが、競技者のサポートに繋がります。
緊張を味方につけて、悔いのないよう、力を発揮してきてください。



教職員一同、応援しています!