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[鍼灸マッサージ師] 鍼灸マッサージ師を目指す3年生

2016年06月08日

3年生になると、実際の施術に近い状況で授業を行う機会が多くなります。
学生同士で、お互いの症状に対して施術を行う授業なども増えてきます。
 
クラス内や、同学年だけでなく、他学年とペアとなり施術する授業もあるんです。
同級生だと、どうしても本当の患者さんへ施術するのと同じような緊張感をもって臨む事は難しくなります。
なので、学年を超えてペアを組み、実際の施術に近い状況で行います。
 
今回は、3年生が施術者、1年生が患者となりました。
 
1年生は、入学前に鍼灸マッサージ施術を何度も受けたことのある学生もいれば、ほとんど受けたことがない学生もいます。
6月上旬の時点では、1年生の実技授業内で、お互いに鍼や灸をしたり、受けたりすることはありません。物に対して鍼や灸の練習をするだけなのです。
もちろん、経穴(ツボ)や、解剖学などの知識も、まだまだです。
 
なので、3年生は1年生を施術するにあたって、一般の患者さんと同様に配慮に気をつけたり、インフォームドコンセント(説明と同意)を丁寧に行ったりしなければなりません。
これが、とても勉強になるのです。患者さんにわかりやすく説明するには、自分自身が十分理解していなければ、伝えることはできません。
どんな知識が足りないのか、理解しきれていないのかが確認できます。
 
1年生にとっては、2年後の自分の姿を知ることができます。
「こんな風に鍼や灸、マッサージなどができるようになるのか。」「こんな知識・技術が必要なのか。」を肌で感じることができるのです。
 
また、本校は1学年の定員が80名、3学年で240名であり、他校よりも学生数が多いので、在学中に多くの施術機会があり、しかも様々な方とペアになり、施術を行うことができます。在学中にこのような経験が積めるのは、卒業後に大きな財産となります。
 
今回の授業で、3年生も1年生もお互いに沢山のことを学び取って貰えたのではないでしょうか。


学科長補佐 飯野享